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キングコング西野亮廣さんの1作目の『星』を解説してみました。

こんまり流片づけコンサルタント カタコンハンナです。
私はど趣味で西野亮廣さんの絵本解説動画を作っているのですが
こちらの動画を拝見したことが大きく大きく影響しています。

【西野亮廣、初の絵本『Dr.インクの星空キネマ』
 その制作過程を密着したドキュメン ト①】

こちらは② 続きです

私は、美術館や、オルゴール館、などに行くと

「本当に人が、生きて、暮らして、
  過ごしていたんだなぁ」と

想いを馳せるのですが、そんな感じなんですよ。

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※ ↑こちらはキャプチャした静止画です

こちらの動画の中は、まさに「描いている」途中。。

ここから10年が経ち
今でも多くの方に届いていることに 感動なんです。。

普通「絵本」は、子供の頃と、子育ての間ほどしか
縁がないかもですが、西野さんの「絵本」は違う。

絵の緻密さと、ストーリーの深み、そして、
ここから先、何年もかけて、まるっと回収しまっせ感。

〈子ども向け〉とか〈子供には難しい〉とか
私の少なすぎる経験値ではわからないけれど

我が家の小学生の娘は、
この複雑に絡み合ったストーリーも
びっしり書き込まれた絵も、食い入るように見ています。

私が解説動画を作りだしたのはまさに、
当時4年生だった娘に
「ちょっと!西野さんこんなこと言ってたよ!!」を
共有したかったから始まったことでした。
(複雑すぎて、口頭で説明できるのは西野さんご本人しかいない)

そんなこんなで、今日も楽しく作っています。

以下「『Dr.インクの星空キネマ』
グッドモーニング・ジョーが動かした星たち」
動画の原稿になります。


・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

「全ての物語はつながっている」
ファンタジー作家西野亮廣さんの作品をご紹介します。

今回は西野亮廣さんの一作目の絵本

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2009年に発行されました
『Dr.インクの星空キネマ』の第1話
『グッドモーニングジョー』をもとに

「グッドモーニングジョーが動かした星たち」というお話を
させていただきたいのですが、すみません。
いちファンなので、本当のところはわかりません。
あたたかい目で 見てくださると嬉しいです。

登場人物はおじいさんと少年だけなんですが、
ここは西野さんです。
この物語だけでは見えてこない事象が、
複雑に絡み合ってきます。
では入ります。

ある街にケンヂという少年がいました。
興味のあることに一直線のケンヂは
丘の上の天文台に住むおじいさんの存在を知り、
天文台に入っていきます。

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ずーっと望遠鏡をのぞき、
話しかけても不愛想なおじいさん、

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この人が物語の主人公グッドモーニング・ジョーです。

ケンヂが「見ているだけでよく飽きないね」と
捨て台詞を言って帰ろうとした時、
「あの青い星を見ていてごらん」っと、
グッドモーニングジョー。

次の瞬間、ピューっと青い星が流れます。
ケンヂは もちろんびっくりです。
続けて「今度はあの赤い星を見ていてごらん」
赤い星を見ていると今度は赤い星が流れます。

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ケンヂは望遠鏡にくぎづけ、
おじいさんとも仲良くなりました。

ある時は星座を作ったり、
またある時はゆっくり流れる「流れ星」を作ったり。
ケンヂは毎日
グッドモーニングジョーのもとを訪ねました。
2人は だいぶ 楽しそうです。

望遠鏡の中から見える星は、
手でつかめるサイズかもしれませんが、
動かされた方は大変です。

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この「グッドモーニングジョー」の物語では
触れられていませんが
ピューっと流れてきた「青い星」に翻弄された
一人の男がいました。
それはまた別のお話

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「赤いはしご」の主人公トキオ・ジェイコブです。

ゆっくり流れる流れ星に救われた人がいました。
それはまた別のお話

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「Dr.インク」に出てくるマルタ・サンポーニャです。

ここからは、この、2つの物語を
少しのぞいてみたいと思います。

まずは、「赤いハシゴ」トキオ・ジェイコブさん。
トキオはハシゴやさん。昔はよく売れたハシゴでしたが今では倉に売れ残ったハシゴが山積み。
退屈な毎日を過ごしていました。
ある夜、夜空を眺めていたら青い星が流れてきました。

そうです!この星、グッドモーニング・ジョーが
ケンヂと出会った日に動かしたあの青い星。

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天文台の二人は「楽しいだろ?」
「すごい、すごい!」っと盛り上がっていましたが、
トキオの星のでは大騒ぎです。

風の強いある夜、青い星から太鼓の音が
聞こえてきます。「あの星に人が住んでいる!」

トキオは青い星に行ってみたいと思いました。
行って確かめたいと思いました。でももちろん
トキオは宇宙ロケットなど持っていません。
でも行きたいのです。青い星に行きたいのです。

トキオは赤いハシゴをつなぎ合わせ、
青い星に、赤いハシゴを立てかけようと、
ハシゴとハシゴを縄できつく縛り、くぎを打ち
長いハシゴを作っていきました。

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そして何年もの歳月が経ち、
とうとうトキオの
赤いハシゴが
青い星にかけられました。とさ。 

では、まぁ終われないんですよ。

もともと、太鼓の音が聞こえたことが
きっかけだったじゃないですか。

この音は、
また別のお話

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「ドンドコ山のバケモノ」の
ヤクという名のバケモノが叩いていた
太鼓の音なんです。

このヤクが住んでいた星は
「あの時、動かされた青い星」ということになります。
絵本では『夜空中の星がいっせいに流れた』
とありますが
この星からすると「周りの星が流れたように見えた」ということでしょう。

この星でもまた、
星の位置が変わったことによって
新たにストーリーが紡がれていきます。

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続きまして、「Dr.インク」マルタ・サンポーニャ。
マルタ・サンポーニャはお願い事をしに
グッドモーニング・ジョーのもとを訪ねています。
流れ星に願い事を3回唱えるために
流れ星をゆっくり流してほしいと。

「グッドモーニング・ジョー」では
描かれていないのですが、
「Dr.インク」の物語には
グッドモーニングジョーと
ケンヂの姿も描かれています。

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普段、グッドモーニングジョーが、
星を適当に動かしているのか、
意図があってうごかしているのかはわかりませんが、
こうして、頼みごとを
聞いてあげることもあるんですよね。

実は。青い星の次に動かした「赤い星」も、
ある老婆から頼まれて動かしたと、
わたしは思ってるんですよ。。


このお話は、、めちゃくちゃ長くなるので、
またいつの日か。


今回は「グッドモーニングジョーが動かした星たち」というお話をさせていただきました。

動画説明欄に10年以上前の西野さんが
0.03ミリのボールペンで、この絵本
「Dr.インクの星空キネマ」書いていらっしゃった
制作ドキュメント動画を添付しております。。
ぜひぜひご覧になっていただきたいと思います。

最後までご視聴いただきありがとうございました。
ここから何十年も続く西野亮廣さんの絵本の世界
一緒に楽しんでいただけると嬉しいです。
西野絵本解説カタコンハンナでした。


そして。。
片コンハンナYouTube【西野絵本解説】1000人登録ありがとうございます!


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こんまり流片づけコンサルタント ハンナ

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