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PyConAPAC2023に参加しました

2023年10月27日、28日開催されたPyConAPAC2023に参加しました。

https://2023-apac.pycon.jp/

詳細にいうと、27、28日はカンファレンスが開催され、26日はチュートリアルとウェルカムパーティ、29日は開発スプリントが開催されています。

私は、今回スピーカーでの参加だったため、26日のウェルカムパーティーと、27日はクロージング(日中はお仕事していた)、28日は1日参加しました。

結論からいうと、いつも通り多くの刺激をもらい、エネルギー満タンになってまた1年頑張ろうという気になりました。開催スタッフの皆様にはいつも感謝しかありません。いつも楽しいイベントを開催していただき、ありがとうございます。


PyConAPAC

26日

26日はウェルカムパーティーがありました。スポンサーさん、スタッフさん、スピーカーさんが参加できるパーティーでした。私は2021年以来2年ぶり3回目のスピーカーとしての参加だったため、パーティーにも参加させていただきました。

私はパーティー恐怖症なので、あんまり交流をうまくできませんでしたが、知ってる方のお力を借りて少しは交流できたかなあという感じでした。仕事などをしていてもここが最重要課題かなぁと思います。話しかければ盛り上がれるのだけれども、その段階に乗るのがなんか難しいんですよねぇ。

交流は課題であるものの、楽しいパーティーの時間を過ごせました。


皇居

27日

この日は、最後のトークが終わろうという頃合いにPyConAPACの会場に到着し、顔見知りの方々と話させていただきました。2016年から参加させていただいているので、交流がうまくない私でも話せる人ができるのがコミュニティに参加するいいところ。

今回は大井町にホテルをとっていたのですが、大井町の街の雰囲気が僕の好きな大阪の下町、天六の雰囲気に似ていたのもあり、そこで飲み会をしようとみんなを誘い飲み会をしました。1年前とほぼ同じメンバー+アルファの広島はんなりX飲み会でしたが、非常に面白くて良かったです。


Groove XのLOVOT

2次会は3人で行ったのですが、そのお店は路面で飲むことができる上にやすく、非常に良い感じでした。次回のPyConJPの開催場所はどこか分かりませんが、宿泊は大井町がいいかもなと思いました。東京らしくない雰囲気がすごい良かったです。


いい感じの大井町

28日

28日は1日中、会場にいました。

会場到着は少し遅れましたが、行く途中に新旧のラリーカーが展示されていました。それもそのはず、東京モビリティショーの会場がすぐ近くだったのです。「昨日、行ってれば良かった」と思ったのはあとの祭り。土曜な影響もあってかひとも多く、チケットを買おうとも思えませんでした。私が乗っていたランエボ、インプレッサと共に、ランチアデルタが飾られていました。やはり、セガラリー世代としては最もテンションが上がった瞬間でした。


東京モビリティショー

写真を撮ったあと、PyConAPACに到着しましたが、ちょうどキーノートが始まる頃合いでした。

Keynote - Lorena Mesa: Through the looking glass+ 10 years of Python Organizing Lessons and Tribulations

キーノートは社会、(プログラミング)コミュニティ、AIの道徳などをカバーした、非常に印象に残るトークでした。

私にとって娘の教育、コミュニティー活動をプッシュして行うことを勇気づけてくれる内容でした。

パワーと行動が重要だと再確認できた面もありました。今後も全体をプッシュしていければと思います。

Hayao Suzuki: Let's implement useless Python objects


唯一のトーク中の写真

すずきはやおさんのトークを次に聞きに行きました。すずきさんはオライリーの本の監修などをたくさん行っておられるとともに、PyConJPでもLT、トークなどで活躍されています。

実はウェルカムパーティーで話させていただいた時に、トークの内容をお聞きし超面白かったので参加しました。

荘子の話とか出てきて超面白かったのですが、自分のプレゼンが午後一番に控えており緊張してきたのと、会場を確認したかったため途中で離席しました。

YUUKI NAKAJIMA: DjangoRestFrameworkのリファクタリング、レガシーなコードの寿命を伸ばすために

Django改修のつらみみたいなところのトークでした。やっぱりテスト大事だなというのと、Djangoを触ったことがないので触っておくべきだな(前から思っているが達成されていない)という感想でした。

途中で自分のトークのことを思い出し、緊張してトイレに退出してました。(また戻りました)

昼ごはんタイム

昼ごはんタイムは、そういやスポンサーブースを回れていないということで、いろいろとお話を聞かせていただきました。各社でエンジニアが足りないと聞き、すってんころりんしてもなんとかお仕事はあるかも知らんというちょっとした安心感を感じる一方で、高齢エンジニアニーズはないかもしれないという不安感も感じました。

今思うと求められるスキルセットを、各社で聞いておけば良かったと思ったのですが、副水盆に帰らず。みんなが昼ごはんを食べている時間に回っていたので、各ブース空いていていろいろと面白い話を聞くことができました。

シールも集められ、無事タオルをゲットしました(PyConではスポンサーブースを周り、シールを集めるとグッズがもらえる(ここ2年))。

タオルをゲッツしたらもう1時になっていたので、トークをする会場に戻り、ご飯をゲット。トークは13時55分からなので、今から食べたら満腹で話しにくいということで、カバンに入れて保管していました。ちなみにトーク後はお弁当がなかったので、この判断はナイスでした。ナイス私!!

私のトーク: hideyuki ogawa: Digital TransformationをPythonを使って進めよう!

今回は「Digital TransformationをPythonを使って進めよう!」というタイトルでトークしました。DXについてですが取り上げたのはオープンデータとデータ分析についてでした。

外部の講演には普段使っていないMacBookAirを持っていくのですが、投影した際にどう管理したらいいかわからず、スタッフさんにはお世話になりました。画面調整などをしていただき、ありがとうございました。

ちょっと遅れてスタートしたせいか、練習よりも早口で話したのですが、時間の終わりが早く、ノートブックで動かしたい部分があまり動かせず終わりました。この辺は、Qiitaなんかでゆっくり紹介できる記事を作ろうと思っています。

トークの全貌は語り尽くしたのですが、反省点としては早口すぎたってのがありました。

ちなみに、トークの題材は全てグーグルドライブに置いていたのですが、準備している時にWIFIが切れたのか、接続ができなくなりました。これがトーク中じゃなくて良かった。スマホでテザリングができてことなきを得ました。

池田大志: 情報収集を効率化する自然言語処理の活用方法 - PythonではじめるAwesomeリポジトリの作り方

池田さんはnagisaを作られたプレゼンを行われたり、ライブラリのスケールに関して考察したり、いつも興味深いトークを展開して下さっています。

今回はLLMを使ったAwesomeリポジトリの作り方ということで、興味深い題材でした。

話を聞いていると、結局LLMのエージェントに対して、どのような特徴量を与えるかという課題は、現在の機械学習モデル作成にも通じる課題で、なるほど興味深いなと思わされました。

ちょっとお声かけをと思ったけど、たくさん人がいたので無理でした。残念。

お菓子休憩

お菓子休憩にはポスターセッションを見に行きました。

ポスターセッションでは前年トークを聴いて印象に残っていた桂川さんが、実は京都の方だったということが、はんなり資料作成会で判明していたので、お会いしに行きました。リアルでも何かできればいいですねーという話をしましたが、できるかなー。

あと、スフィンクスのポスターで、PyVistaの開発などを行われている小山さんに初めてお会いしました。実は前々から、Twitterはフォローさせていただいており、PyVistaも使ってみたいと思っていました。今回チュートリアルをされたということをTwitterで知り、参加していたら・・・と思っていたので、資料の公開を確認。イベント後に独習させていただきます。

スフィンクスのポスターのところには清水川さんもおられたので、いやーすごい方お二人と同時にお話しできる機会だったのですが、トーク力のなさか緊張か、すぐにせっかくのチャンスにすぐに撤退してしまいました。

あとは、スタPyのブースでニッキーさんにご挨拶しました。ポッドキャスト出演ありがとうございました。

### Sho Nakamura: Fintechの現場でバリバリ活躍するFastAPIの理想と現実

Sho Nakamura: Fintechの現場でバリバリ活躍するFastAPIの理想と現実

最後に、FastAPIの話を聞きました。チュートリアルくらいはやったことあるんですが、実践投入はない私。

登壇者の方とウェルカムパーティーでお話しさせていただき、面白そうだったので参加しました。

ちょっとプロダクト的なものを作って、type hint周り、asyncio周りを試したいなと思いました。

LT・クロージング

LTの時間は、コンビニにジュースを買いに行ってしまっていて、最後のやつをちょっときいたくらいでした。

クロージングでは、来年のPyConJPが9月に、PyConAPACが10月にインドネシアで行われることが発表されました。しかもインドネシアの京都っぽい場所だそうです。これは行かない手はない。どうせなら発表したいが、どうしたものか・・・・

という感じですが、まだ1年あるということで、ネタを練りたいと思います。

パーティー

パーティーは自分なりに頑張って話しましたが、ちょっと足らないなあという感じでした。

2020年の座長だったにっしーさんに仲良くしていただいているですが、暇そうな人に話しかけに行ったら良いというコツを教えていただいたので、今後はそれを実践しようと思います。

今回のPyConは国際色豊かで、英語で話しかけられて英語で話していると、あれ日本語いけます?みたいな話になるみたいな面白経験もありました。いや、こういう環境に身を置くようなチャレンジも必要ではと思わされた瞬間でした。

感想

というわけで、交流の枠を思ったほど広げられない自分に忸怩たる思いはあるものの、いろいろなエネルギーをいただけたイベントでした。

来年ももちろん参加したい!!!ということで、パーティーで交流をもっとできるように素振りしておきます。

来年はどう形で参加するのか、いろいろな方にさまざまなヒントをいただいたので、また時期が近づいたら検討したいと思います。最後に、開催に関わられた方皆様、ありがとうございました。来年も楽しみにしております。

最後に、Pythonはじめてみたけど、これからどうしようかなぁと思われる方は、すごい人がいっぱいるPyConに参加してみるのおすすめです。
それまで待てないといわれる方は、いろいろと存在するPythonコミュニティに参加してみても良いと思います。

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