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2023年に読んだベスト本: エディー・ジョーンズ「ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」

2023年、私が読んだ本の中で最も印象に残ったのは、元・現ラグビー日本代表ヘッドコーチ、エディー・ジョーンズ氏の「ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」です。この本の価値を象徴するエピソードがあります。2023年の大晦日に再読した後、2024年のお正月には甥っ子にプレゼントし、直後に自分用にKindle版を購入するほど、この本に魅了されました。

ジョーンズ氏は、ラグビーのヘッドコーチとしての経験を生かし、すべての日本人にとって価値のある洞察を提供しています。この本は、日本人の特性を活かし、短所を長所に変えることで、私たちがどう成長できるかを教えてくれます。

この本から私が特に印象に残った3つの教訓を紹介します:

  • 戦いに興奮はいらない: 本当に必要なのは、冷静で知的な闘志です。(p80より抜粋)

  • 目標は不可能そうなほど大きなものがよい: 明確な目標は必ず強いイメージを伴います。そのイメージが成功へと導くのです。(p12より抜粋)

  • 勇気とは慣れた自分を捨てること: 考えることと、それを実行に移すことには大きな隔たりがあります。その間にどっしりと横たわるのが勇気です(p119より抜粋)

これらの言葉は、私の5年間の会社経営における挑戦と反省に深く響きました。大晦日にこの本を読み返しながら、これまでの自分の中途半端な取り組みを振り返り、大きな目標を持ち、一つ一つの課題に取り組むことで成長する必要性を感じました。

「ハードワーク 勝つためのマインド・セッティング」は、冷めた現代人にとって、成長のために必要な心構えを思い出させる一冊です。私が20代で「坂の上の雲」を読んだ時のように、40代半ばでこの本によって心を新たにしました。今年はこの本の教訓を胸に頑張りたいと思います。

100%頑張りたいと思っている方にお勧めの一冊です。


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