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FF16、終わりました ※ネタバレあり

PS5とFF16を購入し、ただいまエンディングを迎えました。
本当に素晴らしい出来だったと思います。
思い出補正もありますが、私の思い出であるFF6とFF10が二大巨頭として君臨しています。
これらを超える作品は今後FFシリーズには表れないだろうと思ってました。
しかし、現れました。
満足度としては、FF10に次ぐ面白さでした。
私はFF3~FF12(11を除く)を既プレイです。

特にFF全盛期であるFF5までをプレイ済みの方には特に楽しめるのではないしょうか。
クリスタルと召喚獣、剣と魔法のファンタジーを濃密に詰め込んだ王道の作品です。

そこにプラスアルファで差別や貧富の差などリアルでも関連される社会問題をこのヴァリゼアの生きる人々を通じて生々しく表現されており、深く考えさせるものもありました。
これは架空の物語ですが、リアルで置き換えて考えても十分に通じる者であります。
正直大人になってからのほうが楽しめる作品だと思います。
FFのターゲット層は高齢化しているため、当然かもしれませんが。

差別階級であるベアラーの描き方が生々しかったですね。
街に行っても、生気のない目をしており、もはや奴隷にすらなれていないベアラーが大勢いました。
生きる権利も与えられておらず、ベアラーが生まれたら処分、処分と排他的な対応を超えていたと思います。
あそこまで醜い対応をしていたら人材的にも損害は計り知れないはずです。
それは一般の大衆も深層心理では分かっているはずですが、数千年こびり付いた常識というものは取り除けませんね。
クライヴは人間とベアラーという壁を無くしたエンディングを迎えることが出来ましたが、差別はこの世界がある限りなくならないでしょう。
また新たな差別階級が現れると思います。
クライヴはそれを分かっています。
しかし、信じているのでしょう「人が人として生きられる世界」があることを。

スクエニはソシャゲでは集金体制丸出しですが、据え置きではFFやドラクエ、キンハーなど素晴らしい作品を今でも発売しています。
スクエニは昔から大好きなのでこれからも購入させていただきます。
特にオクトラやブレイブリーデフォルトなどの古典的なRPGも人気です。
今後もコンシューマで素晴らしい作品を生み出してほしいですが…あくまで商売の世界なのでソシャゲ重視でいくのでしょうか。
あっ、でもスクエニのソシャゲは一切やりません笑

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