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太陽のパスタ、豆のスープ

突然婚約破棄を言い渡された女性が立ち直るまでの物語。
落ち込んだ彼女は、これからの自分を見直すためにやりたいことリスト
を作った。作中ではこれを「ドリフターズリスト」と呼んでいた。
そして、婚約破棄をしてきた彼を見返すために。

ドリフターズリストって自分の弱点を書いたリストでもあるってセリフにはなるほどって思ったね。
例えば
・朝早く起きる
・毎日資格の勉強をする
のような目標を書くとする。すなわち今は出来ていないこと=弱点にもなる。出来ていないことが明白になってしまうため、本当に大事なことはリストには書かないほうが良いよとセリフを発した登場人物は言っていた。

しかし、主人公はこのリストは希望であり、自分を作る要素のひとつ、お守りとして捉えた。
そこにあるだけで力をくれるもの「一切れのパン」として。
「一切れのパン」は主人公の周りにいてくれた人も指すらしい。
彼女が立ち直れたのもこのような「一切れのパン」のおかげ。

私はそのような「一切れのパン」は…存在しないです。

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