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アリスとテレスのまぼろし工場

夜の映画館で見に行ってきました。
さよならの朝に約束の花をかざろうの人がつくった作品なので期待して観に行ってきましたが自分には刺さりませんでした。

まず世界観がイマイチ理解できない。
そしてアリスとテレスとは?おそらく哲学者のアリストテレスをもとにしているんでしょうが、哲学的要素ってどこか出てきたんでしょうか…?

この作品のターゲット層は夢を追う人、将来に可能性を見出している人そして主に学生でしょうか。
自分のような夢を追いかけることもなく、日々の変化を恐れて現状維持に幸福を感じる者には説教されているように受け止める人は多いのではないでしょうか。
世界は変化をする。変化に適応できないものは淘汰される。これは事実です。そして正論です。
この作品の悪役となっている人物は人々の感情の変化を否定し、徹底的にこの世界を壊さないために住民を統制しようとします。
もちろん上手くいくはずもないですよね。

自分が動けば世界が変わる、未来が変わる、これも事実です。
この悪役はそれを人々に押し付けることをしたため、非難されました。
しかし夢がなく、やりたいこともない。
そのような生き方をしている人々も尊重されるべきだと思います。

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