読書感想記録 #001 「新訳 君主論」
今年に入って、今まで読みたくても読めなかった本を読もうと思い、図書館に通いつめていた。2週間の猶予が与えられるのだが、いつでも読めるという環境は、さらに本を読まなくさせた。また2週間、また2週間と月日を重ね、何度目の2週間を迎えたかはもう考えたくはないが、noteを始めて以降、初☆読破した本が、コチラ!
本のおススメなど、文才の無い私には、おこがましいと思っている。各自が読みたいと思った本を読めば良いとだけ思っている。
なので、この空間では、自分の読んだ本を、好き勝手に紹介したりしなかったり、感想を書いたり書かなかったり、していきます。
では、感想。
まず、読もうと思ったきっかけは、テレビで「ナショナリズム」をテーマに本を紹介する番組を見たことである。『武士道』をはじめ、様々な本が紹介されていた。もちろん、武士道も読んだ。次に読もうと決めたのが、この『君主論』であった。
国の種類や、国を運営していく上で必要なもの、不必要なこと・・・。人の善悪ではなく、人間性はこうだから、こうする方が良いのだという説明を色々なパターンで提示していただいた。現代にも通じるノウハウを垣間見た気がした。自分がもし、現在もしくは今後、人の上に立つ機会が訪れたら、もう一度読んでみようと思う。話の内容的には、いかに戦争に勝つか?そして勝った後の国の運営はこうした方が良いという内容なので、鵜呑みにはできないが、ちょっと読みかえれば、人を統べるべき立場の人の心のあり方、立ち振る舞いの参考になることがたくさん書かれていた。
読み終わった後に思ったことは、結局のところ、いつの時代も人間てそんあもんよね・・・という妙な悟りでありました。そして、それを冷静に分析してまとめ上げた、マキアヴェリ、すげーなでした。人を性善説で捉えていないところも、マキアヴェリに対して好感が持てました。
結局、やってしまうものなんだよ、人間て。だからこそ、自分のことは常にもう一人の自分に見張ってもらわないといけないのですよ。最近のニュースを見るとそんなことも思う訳であります。
さて、今後も本を読み終わったら、感想もしくはそこから派生する私の話を記録する場として更新を重ねていきたいと思います。そして、1000文字以内で書き上げるのを目標としていきたいと思います。
っとこの文まで、961文字でした。
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