将来的に円高となるのか円安となるのか
どっちなんですか?わかりません、教えて下さい。
資産形成を考える上で将来的に円の価値が下がるのか上がるのか予測を立てることは大切ですよね。将来円高となるのかそれとも、円安となるのかによって資産形成の作戦は変わるはずです。それを予測した上で適切な作戦を立てるのが肝要でしょう。
ただ、我々一般市民には円安となるのか円高となるのかはわかりません。なので、より自分にとってダメージが大きい(資産額が減るリスクが大きい)方を避ける作戦にするのが良いのではないでしょうか。おそらく。
で、ですね。円安と円高って難しいので、簡単に例を出して考えます。
世界にはステーキと米しか無いとします。
ステーキと米はその時のレートによって交換することができます。
私は米を作ることができます。
将来的に米とステーキどちらの価値が上がるかどうか分かりません。
Qそのような場合において、次のどちらの作戦を取るのが将来の自分のダメージが少ないでしょうか。
1.米の価値が上がると予想して、米とステーキを交換せず、米を多く持っておく
2.ステーキの価値が上がると予想して米をステーキに交換し、ステーキを多く持っておく
1について、もし米の価値が将来的に上がった場合は、米を多く持っているので儲かります。そして、私は米を作ることができるので、その後も儲かり大儲けとなります。しかし、米の価値が将来的に下がった場合には、米を多く持っていることから損をし、米しか作ることが出来ないのでその後も損をします。
つまり、米を作る人にとって米を蓄えておくことはハイリスクハイリターンとなります。
次に、2の場合について。もし、米の価値が将来的に上がった場合は、ステーキを多く持っていることから損をします。しかし、私はコメを作ることができることから、その後は儲けることができ、ダメージは少ないです。それとは逆に、将来的にステーキの価値が上がった場合は、ステーキを多く持っていることから儲けることができます。ただ、私は米しか作ることができないのでその後は損をします。しかし、ステーキを多く持っていたことから儲けているので、米しか作ることができないことによるダメージは少ないです。
つまり、米しか作ることができない人にとって、ステーキを多く持っていることは、米の価値がどう変化しても損は限定的です。つまりローリスクローリターンとなります。
ここでは、米とステーキで考えましたが、コレを円とドルで考えても同じことが言えるのではないでしょうか。
私みたいに円しか稼げない人にとっては円ばかりを持っていると、ハイリスクハイリターンとなり得ます。ドルも持っておくことで、円の価格が下がった場合にも対処できます。
まとめると、円しか稼げない人にとって、ドルを持っておくことで、円の価値が下がった場合(円安)にはドルがあることで対処でき、円の価値が上がった場合(円高)でも、円を稼げるのでダメージは少なくなります。
将来的に円安となるか円高となるかは、我々庶民には分かりませんが、ドルを持っておくことでリスクヘッジできるんじゃね?って話でした。
本当にリスクヘッジできるんですかね?それもわかりませんが、できる気がします。たぶん。
日本の購買力力価は低下して、将来的には円安になる気がしますけどね。知らんけど
ただ、長期的に見ると、円高に向かってますよね。わからんなぁ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?