デザインフェスタ vol.59出展について
連休中、出かけた公園に複数のキッチンカーが出店していて、カラフルな「映え」メニューやデカ盛り、メディアで話題!的な売りのお店たちの中で一軒、すっきりした佇まいの白い車が異彩を放っていました。
その店では複数の豆から選べる本格派のコーヒーとシンプルな焼き菓子を提供しているらしく、友人が注文しようとすると店主からは「おひとり分ずつ淹れますのでお時間かかりますが。すでにお待ちの方が数人おられますので今からお一人10分か15分くらい…」と恐縮の声。
それで私は隣の店でかき氷を頼み、初心貫徹の友人はアイスコーヒーを頼んで待つことになったのだけど、氷を3分の1ほど食べ終わってもまだコーヒーは出来ず。
先客数人のコーヒーが提供されてからさらに数分経ち「そろそろ次くらいかな」と見守っていたら車内から「ガッシャーン」とすごい音。どした、大丈夫か、とざわつく人々。
なんでワンオペなのに彼は豆を複数用意したのか。ホットはともかくアイスコーヒーだけでもまとめて作って冷やしておいても良さそうなものだが。数人待ちでこれならピーク時はどうするつもり?などと私の脳は大忙しだったけれど、誰一人イラつくお客さんはおらず、友人もようやく出来上がったアイスコーヒーを「待った甲斐がある美味しさ!」と満足そうだったので特に問題はなかったのでした。
だけど私は、ああいう人を見ると、なんでなんで、と興味津々になるというか、もっとこうすればいいのにとお節介を焼きたくもなるし、あんなマイペースでも営業できるんだなぁとホッとするやら親近感を覚えるやら、尊敬するやらで。
さて2024年5月18日(土)、ハニホ堂は今年もデザインフェスタに出展します。(イベントに行かない方も気楽にご覧くださいませ)
去年までとは違い、今年は午前10時から18時までの開催となり搬入時間も早まって大変そうだけど、今回は最後まで片付けずに(できれば)ブースに残っていようと思っています。先述の「キッチンカーでアイスコーヒーを15分待った友人」は、キッチンカーの店主さんに「私何かお手伝いしましょうかぁ?」と声をかけるような聖人でイベント当日も自宅から東京ビッグサイトまで自転車で来て2時間ほど手伝ってくれるそうですが、ほとんどの時間ワンオペになりそうなので、展示内容をしぼりました。
まず、ポストカード類。すべて宛名面は印刷なしの白紙(郵便ハガキとして使う場合は宛名面に「postcard」「郵便はがき」などと記入して下さい)なので、今回はメッセージカードとして使うときに合いそうな封筒類(半透明な封筒と宛名記載シート)も用意しました。
半透明封筒の中にこのような宛名シートが入っているので、カードを入れる際はメッセージ面をこのシートで隠してイラスト面を表にしてお使い下さい。
昨年「1枚100円、5枚で400円」としてみたところ、多くの方が楽しみながら5枚選んでくださったので、今年もその価格を継続します(封筒も同価格)。
本当は6枚500円にする方が手元の小銭を抑える面でよさそうだけど、自分が買う側になってみると5枚で400円の方が買いやすい気がするのです。
色シリーズは全12種類ですが、中には何度も増刷している色とそうでない色があり、全色いつも揃っている状態を続けるのは難しいので現品限りで廃盤にする色もあり、今回は最初で最後の全色12種セットを5点限り販売します。
他に、世界一周旅気分の地図イラストのグリーティングカード(国内なら120円切手を貼って送れます)をプチ解説とともに作りました。会場価格300円。
また、同じ柄でバンダナも展示しますが、少し印刷の状態が思うようにいかなかったので、当日は2点のみ(SUZURIでも5/18から販売)ネット価格から値引きしたサンプル価格で販売します。
バンダナは、他に2種類ありますが、タウン柄は当日は見本展示のみで販売はSUZURIのみです。ペンギンも会場販売は1点のみで、ロゴを入れ忘れたのでこちらもサンプル価格で販売します。
バンダナがいい具合にプリントされているので紙にも印刷したいのだけどCMYKに変換するとかなり違ってしまうので、今回初めて「モニターで見える色合いを再現できる」というRGB入稿(ビビッドカラーオプション)を利用してみます(まだ現物が届いていないので結果は不明)。タウン柄ブルー系はA4デザインペーパー(ブックカバーにも)に、赤ピンク系はハガキサイズのカードに。
継続販売中の他の柄(絵觀音経偈など)のA4ペーパー(1〜2枚入り200円)も持参します。今回はお持ち帰りの際にご希望があればクリアファイルをお渡しします(予定数終了後には丸めてお渡しします)。
他に、紙のしおりも昨年の分に加えて新柄を少し。50円玉削減のため二枚で300円と表示しますが、一枚だけ欲しい方には150円で販売します。日本地図しおりも(増刷して紙は変更)若干数持っていきます。
そしてマッチくじも「いろはにほへと」で47種類、一部を複数作り計100個ほど持っていきます。無地白マッチに47種類の紙を自分で貼るので失敗したり、マッチ棒の軸で折れたり裂けたりしているのを差し替えたりと手間の割に無駄が大きいのですが、今回「はにほみくじ」は持っていかない分、こちらに力を入れました。
こんな風にパッケージに入れた状態のものをクラフト紙で隠して引いていただくスタイルです。箱の中にはいつものミニおみくじの他、当たりとして若干数100円のおみくじ(大吉と吉)が入っています。持って少し重い方がおみくじとしては当たりですが、好きな絵柄を引き当てる方法はありません。一回200円。
そんなこんなで準備の8割くらいが終わりました。こうして宣伝をネットに載せるのもとても面倒なことでSNSでもあまり告知できていませんが、本当にこういうのが苦手で。写真撮るのも雑になってしまいます、いつも。
以上、たくさんの画像を載せて申し訳ないのでそろそろ終わります(笑)
展示内容をしぼった、と冒頭に書いたけど全然でした。めっちゃごちゃついています。ここで画像を紹介したもの以外の柄や、A5の冊子なども少しあって。
とくに売るもののサイズがバラバラでお買い物袋というか外袋を用意するのが難しいところでして、小さいもの一個程度の場合はお印だけつけてそのまま持ち帰っていただくことになりそうです。
ハニホ堂は5月18日土曜日10:00 〜18:00、東京ビッグサイト南ホール4階、P-146角のブース(角なので通路側も少しだけ展示に利用します)で営業します。
ご来場予定の方には気軽に来ていただきたいのですが、万一ブース前が混雑している場合はショップカード(ブース番号入り)を一旦お持ちになって少し離れて、後ほどゆっくりご覧いただけましたら幸いです(ふらっと回ってから戻ってきました、と教えていただいた方には何か気持ちだけサービスします)。なお、差し入れ等はご辞退しております。
【5/21追記】無事終了しまして、感想などを次の記事に載せました。よかったらご覧くださいませ。