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映画にまつわる思い出〜バベットの晩餐会〜

何の気なしに観ただけなのにずっと頭の片隅にある、という映画がある。
この映画もそんな一本だ。

「バベットの晩餐会」

ずっと昔に観ただけなので細かくは覚えていない。
田舎の暮らしが淡々と描かれていて、なんとなく暗いトーンの風景が続く、という感じの印象だ。

自分の記憶のみによる、この映画のあらすじ↓

よその土地から来たバベットという女性が、唯一の楽しみである宝くじを当てる。その当選金をつぎ込んで豪華な食材を購入し、バベットがその村の人たちに食べたこともないようなご馳走を作って振る舞う(実はバベットは超一流の料理人?)

私はこの映画の、
・バベットがほそぼそと買い続けてきた宝くじが当たるところ
・村の人たちが見たこともない食材を見て訝しがるところ
・変な食べ物を提供される!とおののいている村人が、食べてみたらものすごい美味‼︎→夢中になって平らげるところ
が、個人的にものすごく好きだ。

特に、バベットが作り、サーヴした「ウズラパイ」。
ウズラの姿を生かした料理になっていて、その食べ方を見て、文化の違いを感じた。ウズラの頭をチュッと吸って食べている👀‼︎
なかなか我々日本人には難しい…(魚ではそういう食べ方ができるのにね)

食事が進むにつれて食べている人々の表情が変わって行くところも好き。

食べ物って奥深い。

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