◆ 気になった本 164
「オウムアムアは地球人を見たか」
（アヴィ・ローブ 早川書房 9784152100993）
2017年10月に発見された「天体」
発見されたときには
地球への最接近を終えており
その後 太陽へ接近し
そのまま宇宙の彼方へ遠去って行った
当初は彗星と考えられていたが
その後「恒星間天体」とされ
ハワイ語で
「遠方からの初めての使者」もしくは「斥候」を意味する
「オウムアムア」「ʻOumuamua」と名付けられた
ここでは
この「恒星間天体 オウムアムア」とは
何だったのかを 読み手に問いかけている
正直
その理由は難しすぎて
凡庸な自分には理解不能だが
この書き手が 言わんとしているのは
オウムアムアは天然由来の天体ではなく
地球外文明の探査機の可能性が高いのではないかと問うている
さらに
次なるオウムアムアに備えて
地球文明は準備を始めるべきだと...
オウムアムアは
探査機の残骸であったのかもしれない
でも まだ機能していたのだとすれば
地球に接近し
何を見たのか？
興味は尽きない