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◆ 気になった本 238
「聴こえない母に訊きにいく」
(五十嵐大 柏書房 9784760155125)
耳が聴こえない両親に対して
母の人生を確かめたくなり「訊きにいく」
そのルポがこのお話し
面と向かって母にヒアリングする
その作業が微笑ましくもあり
羨ましくもあり
そして その母が「聴こえない」ことに
さまざまな思いが行き来する
自分が
産まれたのか産まれられなかったのか
そのギリギリの 制度の狭間であったという
そこが書きたかったんだろうな
ボクは何もできないかもしれないけど
その思いは伝わって来た