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◆ 気になった本 277
「悪逆」
(黒川博行 朝日新聞出版 9784022519375)
大枚の579ページ
実質 1日で一気読み
(まぁ 表紙を開けるまで 日数が若干かかったけど...)
箕面北署の「部屋長」玉川
その相勤の館野(府警捜査1課)が
ゆるゆると そしてキビキビと
犯人を追い詰めていく
今回は珍しく
犯人の背景が語られていなく“弱い”
が そこがミソ
詳細は伏せるとして
この手の強盗殺人を描くのも珍しい(かな?)
ちびっと“肩入れ”してしまった
ただ 動機がね
弱いというか よくわからなかったのが惜しい
それにしても
この書き手さん
世の中の裏側や仕組みを語らせると巧いね