◆ 気になった本 205
「流浪の月」
（凪良ゆう 東京創元社 9784488028022）
ようやく
手許にやって来たので
あわてて 読了
読み進めながら
ページを繰っては 大きく溜息
こんなに躊躇しながら本を読むのは
ひさしぶりというか なんというか
兎に角
読み進めるには 何度も息継ぎが必要
最初はお話しの世界に入りキレなかったけど
p30から ゴロっと物語りが動き出してくれた
しかし
どんなアタマがこんな物語りを創り出すのだろう！
そして
思い知らされるのだ
なんと甘っちょろい世界で生きてきたのかと
この書き手さん
この「流浪の月」に続いて
「汝、星のごとく」（講談社 9784065281499）で
二度目の本屋大賞を受賞してるね
おめでとうございます！
余談だけど
「汝、～」の舞台はシマナミ？
主人公たちはそこの高校生たちらしい
この設定って なんか読んだことがあるような（気のせいかな？）
調べてみると
「島はぼくらと」（辻村深月 講談社文庫 9784062934510）
でした
この書き手さんだから
きっと全く違うテイストに仕上がっていると思うけどね
図書館から順番が回って来るのはずいぶん先になるかな