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多目的トイレと車イスとフェミニズムの巻

昨年、世間を騒がした出来事がある。アンジャッシュ渡部の「多目的トイレ不倫」だ。

お笑い芸人の不倫スキャンダルなんてゴシップはよくある事ではあるのだが、渡部氏の不倫スキャンダルは少々毛色が違い衝撃的だった。

それは、不倫現場が「多目的トイレ」だったからだ。

美人女優を妻に持ち、美食家で有名な芸人の不倫現場が高級ホテルのスイートルームでもなく、ましてや激安ラブホテルでもなく、多目的トイレだったのだ。多目的トイレと言えば、車椅子や人工肛門などの障害者が利用する事を目的としているので倫理的観点から批判が大きくなった事は想像に容易い。

そして、ここ最近、一人の車椅子ユーザーの女性が物議を醸している。コラムニストの伊是名夏子氏だ。

彼女の物議を醸している行動というのが、エレベーターのない無人駅を利用したかったがJR側から設備の不備を理由に、一つ前の駅で降車し、タクシーの利用を提案された事を「乗車拒否」と受け取り、1時間余りの叱責の上、無理矢理、無人駅に4名の駅員を配置させ、自身の100㎏もある車いすを階段から降ろさせたというものである。

さらに、伊是名氏は今回の行動を「故意的」に行った事を示唆する様な発言と今後も同様の活動を続けて行くとYouTubeの動画配信で発信しているこれは、威力業務妨害以外の何物でもない。

そして、飲食店にマイボトルを持参する。ディズニーランドに子供料金で入場する。介護ボランティアへの不遜な態度など伊是名氏の問題行動が次々と暴露されているのだが、これに対しての伊是名氏を擁護する人たちの主張がまた支離滅裂で、「JRの職員は高給だから給料をさげて全駅にエレベーターを設置しろ」だとか「障害者に健常者が手助けするのは当然だから、障害者が介助された事に対して感謝しなければならない社会が異常」だとかもう滅茶苦茶である。挙句に「日本の感謝を強要する文化は食事前にいただきますと言う所から来ている」とか訳の分からない理論を披露するバカまでいる具合だ…果たして彼らはどのような環境で生活してきたのだろうか?非常に興味深い。

そんな伊是名氏擁護の先頭に立っているのが、フェミニストでアクティビストの石川優実氏だ。石川氏の経歴などは割愛するとして、石川氏は度々矛盾している発言や行動を繰り返している事で有名で、献血のキャンペーンに巨乳のアニメキャラクターが使用されると「性的でふさわしくない」と広告の掲載中止の運動をしたかと思えば、自身のTwitterにパンプスを詰め込んだ棺桶に全裸でもたれかかる悪趣味な画像を掲載したり(自身のヌードはゾーニングされているから問題がないらしい)ファミリーマートの「お母さん食堂」の名称変更を要求するくせに、自身は思いっきり愛用していたり、もう滅茶苦茶である。それを批判や指摘をうけると「嫌がらせ」「誹謗中傷」として晒すのが石川氏の最近の日課の様だ…

さらに、石川氏が過去のテレビ番組で、中学生の頃に公民館のトイレで性行為をした事を自慢していた事が話題になっている。その件についての批判に対しての石川氏のツイッターでの反論を紹介しよう。

どこにも多目的トイレなんて書いてないんですけど…
普通のトイレでしたよ。めっちゃ狭かったわ。中3の夏の話。
まぁそれももちろん褒められたことではないですが、20年前の中3の夏にトイレでセックスしたら障害者差別について話しちゃダメなんですか?
どこルールですか?(原文ママ)

石川氏は大きな勘違いをしている様だ、中学生の頃に公民館のトイレでセックスをしていた過去(それも中々強烈ではあるが…)が問題ではなく、テレビでそれを自慢気に話していた事が問題なのである。

私は石川氏が、性表現や障害者問題、フェミニズム等を語る資格はないと考えている。石川氏や伊是名氏の様な厚顔無恥な自称活動家が、活動すればするほど、性差別問題や障害者問題の解決から遠のくからだ。

是非、彼女たちをはじめとするフェミニストやリベラルを自称する方々には、自分を俯瞰で見る力をつけていただき、自身の思考や行動を改めてほしいものだ…





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