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【教えてミツルさん】生きやすさの話

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鍼灸師の先生”ミツルさん”に聞いてみた、生きやすさのこと。深呼吸も面倒な怠惰で、虚弱代表のわたしが、「めんどくさいけど元気になる方法」を問いかけてゆきます。疲れやすい、やる気が起…
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【解答編】 不調と戦う僕たちの疑問、専門家の選び方

インタビュー記事を書いてみたい、と思っていたんです。 言葉の世界の末端を生きるものとして 「書きたいものだけを書く」、それだけにこだわってきたわたしですが、「書きたい」の中に「誰かや、何かのことを書きたい」という欲が湧いてきて 最初に書くなら、ミツルさんがいいって決まっていた。 コロナ後遺症というわたしのヤマイに対して、 “鍼灸あんまマッサージ師”という立場で手を差し伸べてくれたひと。 ▼ミツルさんとの出会い 最初からわたしは「ミツルさんみたいな人に施術してもらいたい」っ

今ならカボチャも作れるから 〜逆上がりができなかった頃のわたしへ〜

流行りの、スイカゲームってやつをダウンロードした。 同居人が好きそうだなァと思って、「やってみる?」と相談したら、「やりたい」と言うので買ってあげた。 わたしはなかなか良いヤツなのである。 (正直なところ、十余年も一緒にいるのに、この男が何で喜ぶか未だよくわからないので、わかったときには喜ばせるようにしている。価格240円) 溶けるような時間の中で、同居人はスイカの制作に成功した。 スイカゲームとは、スイカを作るゲームなのである。 そして、なかなかスイカを作るのは難しいゲ

【感想文】世界を変える子どもたち +10/29講演会に向けての予習

「”発達障害は才能である”っていうテーマで、講演会をやるんですよ。相模大野で」 ミツルさんが言う。 ちょうどさっき決まったところで、と。 講演会、相模大野。 聞いたことのある言葉が、パッと脳内で点灯する。 町田には、長いこと暮らしていた。 大学が町田で、そのまま長らく住んで、職場も町田だった。 相模大野はその隣の駅で、正直あまり行ったことがない。 けれども、この広い東京で(相模大野は神奈川だけど)、知った地名を聞くと、ほっとする。 それも”よく知った”地名というのは少な