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KOJIKI<國⑤>

相撲で勝負。
神様の賭け事の一つが相撲であれば
昨今賑わせた一連の相撲の疑惑も 
由緒正しく現代に残ってる
『伝統』の賭け事なのかもしれません。
大国主命のお子の建御名方神は
力に大変自信があり、
「この俺が負ける事は絶対にない!」
と自信をもって力比べにいどみました。

しかし・・・がしっと組み合うや否や
体が引き裂かれ凍りつきました。
「殺される!」
建御雷神の すざまじい力にねじ伏せられて
はねとばされて、そのあまりの威力に
恐怖におののいた 建御名方神逃げ去りました。
逃げて、逃げて、逃げて 逃げて”(ノ><)ノε
逃げて、逃げて、逃げて、逃げて ”(ノ><)ノε
逃げて、とうとう信濃の国、
諏訪湖のほとりまでやってきました。
(出雲から、諏訪・・・☆)

そして、追っかけてきた  
建御雷神に「俺をころさないでくれ!
一歩たりとも 外には出ないから。
そして父や兄神の言葉に従い、天の神の御子にこの
国を献上する事を約束するから。」
こうして出雲の国、または葦原中国は
天の神の御子の治めるところとなったのです。

諏訪大社、ここもパワースポットとよばれ
気の気配が強い理由はこんなところからもきているのでしょう。

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全国に5千社を超える諏訪神社の総社でもあり、5千というネットワークを持つ諏訪神社のように、あちこちへ商売や人脈を広げるよう繋がりや縁を運んでくださるというご神徳があります。

さて、建御雷神に「俺をころさないでくれ!
一歩たりとも 外には出ないから。」と約束をした建御名方神。

と、いうことは・・・。そうなのです。

出雲大社には八百万の神々が神無月に集まります。神様は出雲大社にしかいないと言われていますが、「2度と外には出ない」と約束をした建御名方神。

そのため、神無月の神々の会議には参加しないで諏訪の地にとどまるため、諏訪の地は出雲大社と同じように神在月なのだという伝承もあるのです。

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建御名方神は、無理だと思ったことにチャレンジをした神様なので、何か新しいことをしっかり形にしていきたい時や、意志を太く広げ勇気を得たいと願う場合には、諏訪大社にお参りをして見てくださいね。



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