【人間関係】理想の相手に気づく「3つの対人タイプ」とは
人生を充実させるためには「人間関係」という視点は欠かせません。
人間関係に満足している人は、毎日の生活に対する幸福度が高いだけでなく、健康的で長生きすることが分かっていますからね。
しかし、勘違いしてはいけないのは、「人間関係において大切なのは量ではなく質である」ということ。
友達は、多ければいいってものでもないのです。
もっと言えば、よりよい人間関係というのは「本人がどのように感じているか?」ということが大切。
周囲の人が「あの人は人気者だから友達が多い…」と思っていたとしても、肝心の本人か孤独感を感じていたら、良い結果には結びつかないかもしれません。
人生という長期戦において充実させたい人間関係ですが、ぼくのようなコミュ障が困ってしまうのが、
という不安。
そんな人間関係づくりに対して消極的になりがちな人のために、精神科医であり神経科学者であるアミール・レバイン博士が提唱している、「3つの対人タイプ」を紹介します。
レバイン博士は、多くの子どもと大人に関わる中で、
「人間関係のを築くときに3つのタイプに分類される」
ということに気づいたのこと。
そして、その3つのタイプを知っていれば、「自分と合うタイプの人を選べばいい!」ということになりますよね。
まぁ、話はそんなに単純ではないかもしれませんが、知っている・いないというのは、時に人生において大きな違いを生むもの。
ぜひとも、理想の相手を見つけるためにも参考にしてみてくださいね。
▼理想の相手に気づく「3つの対人タイプ」とは
早速、3つの対人タイプについて見ていきましょう。
人間関係に対する反応の仕方を3つのタイプに分けると、
という3つに分けれれると、レバイン博士は主張しています。
次章からそれぞれのタイプの特徴についてざっくり解説しますが、まずはその”使い方”を確認しておきましょう。
当然のことながら、「人間関係」というのは、「自分」と「相手」の関係性のことを指します。
ということは、「この3つのどれに当てはまるのかな?」と意識しながら周囲の人と関わってみるだけでなく、「自分自身はどのタイプなのか?」ということも知っておくことが大切。
ぜひとも、タイプ別の解説を読みながら、「自分のタイプ」を考えてみてくださいね。
ちなみに、それぞれのタイプの特徴がうっすら混じり合っていることもあるでしょう。
現に、3~5%の人は、「不安定型」と「回避型」が混ざっている4つめのタイプだと分かっています。
そして、ずっと同じタイプに所属し続けるということでもありません。
ある研究によれば、
と、確認されています。
自分の意志と行動さえ伴えば、変化していくものなので悪しからず。
▼「安定型」の人がもつ特徴とは
「安定型」と聞いて、他の2つを確認すると、「あれっ、安定型が最高なんじゃ?」と思うでしょう。
その勘は、正解でございます。
安定型というのは、一般的には約50%の人が当てはまるタイプで、次のような特徴があります。
と、安定型というのは、人間関係の優等生。
人間関係において頻繁に困り感を感じることはないでしょう。
むしろ、相手との関係性に困り感が生まれたとしても、手を取り合って乗り越えようじゃないか!と頼りになる一面が見られるかもしれません。
▼「不安定型」の人がもつ特徴とは
「安定型」ではないからといって落ち込むことはありません。
もちろん「不安定型」と聞くと、何だか悪い予感がするでしょう。
しかし、先ほども触れましたが、不安定型だからと言って、生涯ずっと不安定型でいくということでもありません。
人間関係を築く上で、ご自身が改善したいと思うのであれば、行動を変えればよいのです。
というのも、
と、レバイン博士は述べています。
人間関係だけではありません。
ぼくたちの「行動」というのは、ほぼほぼルーティン化していることも研究で明らかになっているのです。
だからこそ、「自分を変えたい!」という強い気持ちがあるのなら、「いつとは違った行動」を意識的に選ぶことが必須。
ということで、約20%の人が当てはまるであろう不安定型の特徴を紹介するとこんな感じ。
まさに不安定。
人間関係の大切さを意識しすぎるあまり、自分を犠牲にしてしまうというとちょっと言いすぎでしょうか。
ただ、相手の気持ちに対して非常に敏感なので、「相手が落ち込んでいたらすぐに気が付いて対応しようとする」なんて特徴は、人間関係を築く上でメリットになり得ます。
そこで「自分なんて…」という思考に陥ることなく、「共に手を取り合って乗り越えよう!」と安定タイプの前向きさを発動できれば言うことなしでしょう。
▼「回避型」の人がもつ特徴とは
ここまで紹介した2つのタイプに当てはまらなかった方々、お待たせいたしました。
もしかしたら、あなたは約25%の人が当てはまるであろう「回避型」かもしれません。
読んで字の通り、人間関係を避けようとする特徴がある回避型。
このような特徴があるでしょう。
このような特徴が回避型。
人間関係を充実させようと行動するよりは、自分の時間を大切に考えるという特徴が回避的に見えるのでしょう。
▼まとめ
本記事では、「対人関係における3タイプ」を紹介しました。
この3タイプを意識して周囲を見回すと、いつもと同じ環境でも、ちょっと違った感じで関係性を考えることができるでしょう。
もちろん、自分のタイプを意識しつつ周囲を見回してみることを忘れないでくださいね。
次回の「人間関係記事」では、この3つのタイプをさらに深掘ってみました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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