🎲悪PCをするときに気を付けてること
CoCのロール傾向は、人によっていろいろ様々です。
私の場合だと『漫画を作る』ようなロール感覚に近いかもしれません。
周囲のPCやもらったHOをみつつ、ストーリーとしてどのように進めることが面白いかを常に裏で思考しています。たとえばみんな人として優秀なPCを持ってきていたとしたら、私は人として駄目なPCを持ってくる。その方が互いにロールに幅が出て楽しいしやりやすいと思うからです。
今回はその中で『悪PC』の話をしようと思います。
1.バカタイプの小物系PCの場合
小物を目指して悪役をやっているときは、いかにもチンケな言葉を使ったり、笑える程度の台詞回しになるように気を付けています。相手にちょっかいを出すときは、こちらの言っていることがおかしいことを印象付けるようにしています。
たとえば「お前と一緒にいられるか!僕は帰るぞ!」は、相手を勝手に悪人に仕立てていて失礼なセリフです。しかし、それはこいつ自身の性格に問題があるというのを第三者から見ても解かるように表現します。そして相手に「こいつが失礼なこといってるのは、恐怖心からきてるんだな」というところまで想像させます。
正論を使って相手を非難するのは、卓の空気も悪くなるのでよほどのことがない限りやりません。
2.偉そうなタイプのPCの場合
いわゆる俺様タイプ。
俺様タイプをするときは、ある程度、気持ちの良い人間になるように心がけています。
気持ち良い=性格が良い、というよりも『好き嫌いがはっきりしていたり、意見がはっきりしていたりする人』のことです。カリスマによって周囲への俺様行動をある程度目こぼししてもらう、といった具合です。
中の人知識や技能数値などでカリスマ性を出すこともできますが、ワンマンになりがちだし、私はあまり好きではありません。それに、俺様はそういう天才肌よりぽんこつな部分もあるから可愛げがあると思う。問題児でありワガママっ子。
「どうしてこいつが上に立ってるんだろう…」くらいに思われるのがちょうどいいし「たまに頼りになるなあ」と思われたら完璧です。
3.嫌味タイプのPCの場合
一番やりやすいようで、一番難しいタイプのロールです。
というのも、嫌味タイプは頭が良いので、小物タイプみたいにぽんこつな部分を見せにくいんです。
ぶっちゃけ不快にさせない方法が大して思いつかないので、基本的にNPCに向けて嫌味るのが一番で(KPさんが許容できるかにもよる)、あとは互いに嫌味を言い合えそうな関係として許されるかどうかかなという感じ。
あとはもう、別のシーンでしっかり優しさとか、思いやりとかを見せて清算をとりますが、正直あざとさがすごくてあまり好きじゃないです。
言う内容も結構気を使いまして、相手がグウの根も出ないほど正論で言い負かすのは一番駄目なパターンだと思います。
結論からいうと、嫌味タイプをやるのは難しい。おすすめしない。
4.ツンデレタイプのPCの場合
悪PCという括りとはずれてますが、素直じゃないせいでツンしちゃうタイプです。
ツンデレは嫌味タイプと似てますが、相手が好きなのは確定してるので、デレをやりやすくはあります。
普段ツンツンしてるからデレセリフを言うのは恥ずかしいな~と思うこともあります。けれど、TRPGは対人ゲームであり、察する能力は人それぞれなので…何より相手もこういう言葉が一番聞きたくて待ってると思うので。言える時に私はしっかり言う。
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