見出し画像

花火大会

昨夜、市内の大きな公園で花火大会が開催された。
コロナ禍の影響で、4年ぶりの開催だという。
昨年この地に越してきた私にとっては、初の花火大会だ。

公園内には、事前予約の有料の観覧席が設けられ、見晴らしの良さそうな商業施設も、普段は無料で入れる所が有料だったり、逆に閉鎖されていたりしていたようだ。

花火には興味があったが、人混みが苦手なため、積極的に見に行こうとは思わなかった。
花火が見える高層マンションに住む友達がいて「ウチで一緒に花火見よう!」と、誘ってくれたらいいのになぁ、と、妄想する程度であった。

昨夜7時ころ、1人で夕食をとっていたら、打ち上げ花火の音が、思いのほか大きく聞こえてきた。
(もしかしたらウチの近くで見れるんじゃない?)と、表に出てみたら、歩いて十数秒の所にある、橋の歩道とその周辺に人だかりが…。
おぉ!なんということでしょう!(どこかで聞いたようなセリフ…劇的ビフォーアフターだっけ?)
バッチリ見えるではないか!
さすがに低めに揚げられた花火は、下の方は見えないが、高く揚げられたものは、何にも遮られずにその全体像を見ることが出来た。
やっぱり今の住まい最高! ☟

パッと花火が開いた時の「わぁ~!」っという子供たちの歓声。
大きい花火が消えたチョット後に来る、「ドン!」という地響きに驚いて「おぉ‼」と、ざわめく若者たち。と、泣き出す乳児。 
見物客の間を縫って行きかう自転車。
なんか、いいなぁ。
花火大会って、単に花火を愛でるだけでなく、見物客たちとの一体感だったり、周辺の空間で起こる、日常のドラマを垣間見れることが醍醐味だよなぁ、と思った。
できたら来年は、開始時刻前にこの場所でスタンバイしたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?