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#1 ロックスター論(プロローグ)

そもそもロックスターとは何か? という話からはじめざるを得ない。
これがないと、よくわからない存在がさらにわからなくなる。
(ここ飛ばしてたひと、逆にロックスターと名乗るやつのこと、なんだと思ってたん?)
ロックスターと聞いて、思い浮かぶのは、ギターを弾き、歌を歌い、何なら作曲もし、ライブ活動に明け暮れる人、その結果の成功者ではないでしょうか?
まあ、どこからがロックスターと言えるでもない、ふわっとした概念でもありますね。

ここでのロックスターは違います。
ある意味、逆に明確な定義があり、書き出すならば、「酔っ払い、目が覚めると、横に知らない女が寝ている人」のことです。
昔、メタリカのドキュメンタリー映画「真実の瞬間」(名作だと思う!)を観ていて、ボーカルのジェイムズ・ヘットフィールドが「毎日そんな状態で嫌になった」的なことを語っており、これがロックスターということか! と衝撃を受けたのです。

よって、先ほどの「ギターを弾き、歌を歌い、何なら作曲もし、ライブ活動に明け暮れる」のはプロセスであり、プロセスとかどうでもよくて、「酔っ払い、目が覚めると、横に知らない女が寝ている人」という結果がロックスターです。
これはもうロックでしかない。
むしろギター弾くことが邪道に思えてくる。

――ということなのだけど、わたしがそのロックスター状態なわけではなく、完全にその対極にいる。タイトルも「ロックスターになりてえなぁ」だからね。
そもそも未達のまま時が経過するうちに、その欲求や目的自体が消滅してきた感がある。言いたいのは、人はギターを持たずしてもロックスターを目指せるということ。

ちなみに、近年のわたしは、ロックスターが酒、女、金からできているとして、金の比率がたいへん高まってきた(3:0:7くらい?)。
今後、金の話しかしない気がして非常に不安である。

【24/3/7追記】
やはり金の話が多めです。マガジンにまとめました。

バンドメンバーのタコ山さん(Dr)の小説を配信したりもしています。

なんだかんだ、幸せのかたちについて歌っている気もします。
一周して本当にロックスターなのかもしれません。

40代で「ロックスターになりてえなぁ」と言い続けるのもなかなかしんどいので、フォローや投げ銭(記事購入)でふわっと応援いただけると嬉しいです。
なお、有料記事は毎月ランダムに選んで設定し直しています。よって、有料だからすごいことを書いているわけでもなく、無料だから適当なことを書いているわけでもありません。その辺の試みは、ロック感を醸し出すための最後の抵抗です。

短い人生、酒でも飲みながら一緒に楽しみましょう!

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