筋トレ強化月間その後

筋トレ強化月間が終わりました。

約80名の小学生に向け、1ヶ月間取り組みました。

【メニュー】
①リズムランニング
②感覚統合運動

実際のところ、②の感覚統合運動は毎回徹底して行うことができませんでした。
そこで、①のリズムランニングを見て思ったこと、そして最近の子どもたちの様子について書いていこうと思います。

取り組んだリズムランニングは約10分間の内容でした。
・走る
・横歩き
・後ろ歩き
・スキップ
・ケンケン
・ゆっくり歩き
・全力ダッシュ

を曲ごとに変えて行いました。

やり始めた当初、多くの子どもたちが転んでいました。
一人で勝手に転ぶ子、人とぶつかって転ぶ子がいました。
子どもたちはこれほどまでに転ぶのかと驚きました。
しかも、転ぶ子たちは、教室で何らかの指導や注意が多い子ばかり。
身体の使い方、周りの人との距離のとり方がうまく行かないということは、身体の発達に何らかの宿題を残しているのだと感じました。

次に気になったのは、足の裏のつき方。
ベタベタ、バタバタと足裏全体を接地し、大きな音を出している子が散見されました。
そして、このようなつき方をする子は、教室で指導や注意が多い子ばかり。

身体の使い方が上手くできず、姿勢保持に無駄なエネルギーを注いでいるわけですから、「しっかり座りなさい」といった認知的なアプローチで改善がなされないことに納得してしまいました。

手のかかる子たちは、身体をうまく使えていないから、ヘトヘトなんだろうなと思います。
それなのに、身体よりも上位の認知機能にエネルギーを使うのはしんどいでしょう。

継続していると、不思議と転ぶ子が減ってきました。
外遊びの怪我も減ったように思いますし、朝の瞑想での姿勢保持も安定してきたように感じます。

子どもの身体づくりについてもっともっと突き詰めていきたいと思いました。

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