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Augmented intelligence in programming learning: Examining student views on the use of ChatGPT for programming learning

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2949882123000051

1. この研究の学術的な背景、研究課題の核心をなす学術的「問い」は何ですか?
- 答え: 本研究の学術的背景は、生成的人工知能(AI)アプリケーションの多様化に伴い、近年は社会全般のあらゆる分野での利用に対する関心が急速に高まっていることである。研究課題の核心的な問題は、プログラミング学習とプログラム作成プロセスにおけるChatGPTなどの生成的AIツールの可能性を探求することにある。

2. 本研究の目的及び学術的独自性と創造性は何ですか?
- 答え: 本研究では、ChatGPTなどの生成的AIツールのプログラミングにおける利用に関する研究を行い、学生たちがChatGPTをプログラミング学習においてどのように使用し、その利点や問題点について分析した。本研究の独自性と創造性は、ChatGPTを使用したプログラミング学習に関する先行研究がなかったことに対し、学生たちがChatGPTの使用に関する詳細なリアルタイムのフィードバックを得たことである。

3. 本研究の着想に至った経緯や、関連する国内外の研究動向と本研究の位置づけは?
- 答え: AIを教育に組み込むことに関する先行研究は多いが、具体的なプログラミング学習の現場でのChatGPTの実用性に関する研究は少ない。本研究は、学生たちがChatGPTを使用してプログラミングを学ぶプロセスを調査し、その有用性や制限について分析している。

4. 本研究で何をどのように、どこまで明らかにした?
- 答え: 本研究では、ChatGPTを使用することによるプログラミング学習における利点や問題点を、Open-ended形式の質問によるアンケートから明らかにした。学生たちは、多くの場合に正しい答えを迅速に提供し、思考力を向上させ、デバッグを容易にしたり、自信を高める可能性があるという利点を指摘したが、学生が怠惰になることや、答えを返せないこと、不正確な答えを返すこと、学習上の不安感の引き金になる可能性があるという制限点も指摘した。

5. 本研究の有効性はどのように検証した?
- 答え: 本研究では、学生たちがChatGPTをプログラミングに使用することの利点や制限点を明らかにすることにより、ChatGPTなどの生成的AIツールをプログラミング学習に組み込むことが有用であることを示した。学生たちが得たフィードバックをもとに、ChatGPTをレッスンに組み込むためのいくつかの提案が提示された。

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