マガジンのカバー画像

PØRTAL-電子版-

【PØRTAL DIGITAL】インディミュージック・ZINE『PØRTAL』のコンテンツをウェブ用に編集した電子版。インタビュー、コラムなどいつでもパソコン、スマホ、タブレット…
電子版では過去のアーカイブとインタビューなど一部のコンテンツ。限定のポッドキャストなどを視聴可能で…
¥500 / 月
運営しているクリエイター

#PORTALZINE

【INTERVIEW】Queen Kwong―正直なところ、音楽を演奏することは、"楽しむ"ためというよりも、私にとってセラピー的な意味合いが強いと思うの。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE SEVEN(2022) Queen Kwongは17歳でナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーに見出されたCarre Kwong Callaway率いるインディーロック・バンド/プロジェクト。彼女がまだソロのSSWだった2005年にWith Teethツアーではナイン・インチ・ネイルズのオープニング・アクトに抜擢され、トレント・レズナーの助言によりLAへ移住し、Queen Kwongが結成される。2009年にはWave G

【INTERVIEW】Emanuela―私は困難な状況や環境で育ち、純粋な心を持つ機会がほとんどなかったように思う。あの最悪の場所であんなに純粋でいられるなんて、私はある種の天使に違いない。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE SEVEN(2022) ジャンルと言う既成概念を超えて、ポップカルチャーを取り込みつつ、LGBTQIAにも目を向け、さらにSpotify、TikTokといった新しい発信にも順応してネットワークを広げるZ世代のミュージック・シーン。 Emanuelaはそんなポスト・ジャンル時代に才能を開花させた気鋭のアーティストである。そのグリッチなエレクトロニック・サウンドは非常に完成度が高く、34423、Utaeら日本国内のアーティストともコ

The Underground Scene Ahead 2023-2022年のDark Wave/Cold Waveの振り返りと2023年の展望-

アンダーグラウンドな存在でありながら確実に新たなリスナーを増やし続けているDark Wave/Cold Waveシーン。2022年も多くの名作や注目を集めるアーティストが出現したが、この記事ではシーンを代表的する名盤や、筆者が個人的に注目したアーティスト等から2022年のDark Wave/Cold Waveシーンを振り返っていきたいと思う。 なお、この記事には筆者が同様のテーマで選曲したプレイリストも付属しており、紹介したアーティストはもちろん、記事内には収まり切れなかっ

【INTERVIEW】Gibby Miller―僕はDaisのアーティストや友人達を含めて、今まさに芸術を創造している人々から常に刺激を受けているんだ。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE FOUR(2020) Gibby Millerはロサンゼルスを拠点に活動するプロダクトデザイナー/アーティストである。 彼は2007年から友人であるRyan Martinと共にDais Recordsの共同創設者となった。現在ではXeno & Oaklander、Drab Majesty、Riki、Choir Boyなどのアーティストを擁するUSゴシック、ダークウェイブ、ポストパンク・シーンの重要レーベルであるDais Reco

【INTERVIEW】Penny Diving―私は現在、フェミニストとジェンダー研究を学んでいるので、社会学と抑圧について学ぶことが大きな関心事になっているわ。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE FIVE(2021) 多文化主義として知られるカナダ。同国でも特にカルチャーを牽引するのがPenny Divingが拠点としているケベック州モントリオールである。 住民の7割弱が第一言語をフランス語としており、フランス文化と北米文化と混合しながら発展した文化の歴史を持つ。ミュージック・シーンにおいても話題には事欠くは無く、Arcade Fire(アーケイド・ファイア)やGrimes(グライムス)、Blue Hawaii(ブルー・ハ

【INTERVIEW】Amusement Parks on Fire―デビュー当時僕は19歳で、今は34歳になった。音楽へのアプローチや評価という点で、どれほどの違いがあるか大袈裟に語る事は出来ないね。人生における他のすべての事と同様に。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE ONE(2019)収録 00年代に巻き起こったNu gaze (ニュー・ゲイザー) ムーブメントの最重要バンド、Amusement Parks on Fire (以下APOF) にインタヴューを行った。 マイケル・フィーリック率いるAPOFは若干15歳にしてマネジメントと契約を行い、 デビュー・アルバム「アミューズメント・パークス・オン・ファイア』は各方面から賞賛を受ける。 2006年の2nd「アウト・オブ・ジ・エンジェルズ』は日

【INTERVIEW】Blushing―パンデミックが始まってよりオープンマインドを心がけるようになったわ。バンドとしての距離が縮まって、音楽業界のような妥協の多いrollercoaster(急激な変化)にも対応できるようになった。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE SIX(2022)収録 今では米シューゲイズ・シーンを牽引する存在となったオースティンのBlushingが待望のニューアルバム『Possessions』をリリースする。 元Lushのミキ・ベレーニが「Blame」に参加、「The Fires」ではRideのマーク・ガードナーがミックスとマスタリングを手掛けている。本物のインディミュージック・ファンであれば、その意味と重要性は容易に理解出来るだろう。表情の違う3曲をシングルに選んだ真

【INTERVIEW】Linda Guilala―私たちのサウンドに関するの基本的な考え方は、できるだけ「私たち自身の音」にすることかな。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE THREE(2019)収録 LINDA GUILALAはEva&Icvan(ex.Juniper Moon)とMariからなる3ピースバンド。ベースレスと言う変則編成を活かし、カラフルなシンセとノイジーなギターで個性的なシューゲイズサウンドを構築。曲はシンプルでポップに仕上げられており、その絶妙なバランスは全てのリスナーをハッピーにする。Elefant Recordsをはじめ英Sonic Cathedralからもシングルをリリース

【INTERVIEW】Lonesome Dove―私自身、そしてバンドメンバーも皆、幅広い音楽的背景を持っていて、本当にそこに制限はないと思ってる。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE SIX(2022)収録 オーストラリアのインディロック・バンドLonesome DoveはシンガーソングライターNici Wardを中心に2021年にパースで結成されたバンド。Best CoastやThe Pixies、The Breedersをヒーローと語るLonesome Doveの音楽はシンプルでパワーに溢れている。2021年にEP『AWWWW』をリリースしたリードギター/ボーカルのNiciにインタヴューを行った。

【INTERVIEW】The KVB―私たちが住んでいる場所、そして私たちの人生は旅と同じように常に音楽に浸透していると感じてる。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE TWO(2019)収録 The KVBはダークウェイブにシューゲイズ要素を加えた独特のサウンドで人気を博しているデュオ。 ニコラス・ウッド(Nicholas Wood)がベッドルーム・ソロ・プロジェクトとしてスタートし、フランスのネットレーベルbekoなどからもリリースを行い、先鋭的な活動を続けていた。2011年よりキャット・デイ(Kat Day)が加わり現在の形に。2018年に Invada Recordsよりリリースした6枚目

【INTERVIEW】Korine―『TNWR』はオーディエンスがライヴで踊って、歌詞を覚えてくれるだろう…ってことを無意識に込めて作ってた。

Issue Six(2022)収録 Morgy Ramone(Vo)とTrey Frye(Synth,Bass)によるフィラデルフィアのシンセポップ・デュオKorineは今最も期待されているアーティストと言っても過言ではない。2017年秋に1stEP『Corsage』をリリースし、続いて2018年にBorn Losers Recordsよりフルレングス・アルバム『New Arrangements』をリリース。今年1月にはAudiotreeでパフォーマンスを披露するなど着実に

【INTERVIEW】Drab Majesty―僕らは神秘的でありながらニュートラルでいたいんだ。ジェンダー・ポリティクスにも人種にも興味がない。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE FOUR(2020)収録 Andrew Clincoの両性具有の分身であるDeb DeMureのソロプロジェクトとしてスタートしたDrab Majesty(ドラブ・マジェスティ)。現代の音楽シーンにおいて未来的な独創性を見事に確立したDeb DeMureのストーリー。

BEHIND THE MOVEMENT-知られざるムーブメントの裏側-

INTERVIEW 上田健司×京子×日比野隆史 My Bloody Valentine復活前夜。シューゲイザーの火が一度消え、再び灯ろうとしている日本に“マイブラのコピー”と言う名のバンドが居た。上田健司が偶然発掘した7インチから紐解くシューゲイザー・リバイバルの裏側。当事者である“マイブラのコピー”の京子と上田健司を繋いだOeilの日比野隆史を交えて語って貰った。 こちらはPØRTAL RADIOに収録しきれなかった定期購読マガジン限定公開のエピソードになります。 ■

P000_EX2_mp3

マガジンを購入すると全編(13:39)を視聴することができます。