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PØRTAL-電子版-

【PØRTAL DIGITAL】インディミュージック・ZINE『PØRTAL』のコンテンツをウェブ用に編集した電子版。インタビュー、コラムなどいつでもパソコン、スマホ、タブレット…
電子版では過去のアーカイブとインタビューなど一部のコンテンツ。限定のポッドキャストなどを視聴可能で…
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#インディロック

【INTERVIEW】Yndling―Beach HouseとMazzy Starは、私が初めてドリーム・ポップに出会ったバンド。彼女達は私のスタイルを確立する上でとても重要な存在で、正直なところ、その音楽なしでは今の私はないと思います。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE SEVEN(2022) Yndlingはノルウェーのアーティスト、Silje Espevikによるドリームポップ・プロジェクト。 囁くようなベースラインに揺らめくシンセのフロウを重ねる作風はまるで曲全体で歌っているかのような不思議な一体感を感じさせる。2021年からいくつかのシングルをリリースし、22年はじめに待望のデビューEP『Yndling』を発表。さらに5月、これに2曲を追加した『Yndling』(Deluxe)をリリース

【INTERVIEW】Sophia Bel―何年もの間、不安で不器用な10代の自分を拒絶し、解離させようとしてきました。でも、自分自身と自分の過去を愛し、受け入れることを学んだの。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE SEVEN(2022) モントリオール出身のシンガーソングライターSophia Belは、2022年4月に待望のアルバム『Anxious Avoidant』をリリースした。今作ではシングル 「2AM (And I Did It Again) 」や「All Fucking Weekend」をはじめ、90年代グランジ、00年代ポップパンクに対するリスペクトを隠す事無くストレートに表現しており、アルバムそのものが音楽と真摯に向き合う彼

【INTERVIEW】Teen Body―『Dreamo』では、レコードをプロデュースすることに抵抗がない時期だったから、自分達なりのプロダクションのテイストをもっと注入することが出来たんだ。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE TWO(2019) ドリームポップ、シューゲイズはリバイバルと言う過渡期を終え、既に次世代の真っ只中にある。音楽史から様々なエッセンスを吸収して表現も多様化したハイブリット種が多数誕生し、シーンは混沌とした状態を楽しんでいる。 ブルックリンを拠点に活動するTeen Bodyもそんな時代に現れるべくして現れたバンドである。美しいメロディとリバーブで表現される空間表現の美学と、ローファイ、ギターポップ然とした雰囲気が印象的なアルバム

【INTERVIEW】Bat Nouveau―僕は世界中の様々な種類の音楽を聴くことを試してる。それは個人的な表現の普遍性と自信につながる為のものだからね。

PØRTAL ARCHIVES ■ISSUE TWO(2019) Bat Nouveauは、オーストラリア、ブリスベン拠点のAlex PalmerとTodd Manionによるポスト・パンク/ゴシックロック・バンド。結成から現在までの活動、 そしてアルバム 『Metamorphoses』 について、「PØRTAL-Metamorphoses feat. Bat Nouveau」(※1) 出演のため来日中の Todd Manion にインタビューを行った。 (※1) こちら

英国滞在記 『Captured Tracks』

ニューヨークのブルックリンにあるCaptured Trackレーベル。僕が好きなレーベルの一つだ。ざっとここからリリースした代表的なバンドを上げるとDum Dum Girls、Blank Dogs、DIIV、Beach Fossils、Wild Nothing、Mac Demarco等、レーベルを意識せずに聞いていたらリリース元がCaptured Tracksだった、なんてことも結構あるかもしれない。 それほどまでにこのレーベルは現在のUSの音楽シーンにとって重要なバンドを発

【INTERVIEW】Penny Diving―私は現在、フェミニストとジェンダー研究を学んでいるので、社会学と抑圧について学ぶことが大きな関心事になっているわ。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE FIVE(2021) 多文化主義として知られるカナダ。同国でも特にカルチャーを牽引するのがPenny Divingが拠点としているケベック州モントリオールである。 住民の7割弱が第一言語をフランス語としており、フランス文化と北米文化と混合しながら発展した文化の歴史を持つ。ミュージック・シーンにおいても話題には事欠くは無く、Arcade Fire(アーケイド・ファイア)やGrimes(グライムス)、Blue Hawaii(ブルー・ハ

【INTERVIEW】Amusement Parks on Fire―デビュー当時僕は19歳で、今は34歳になった。音楽へのアプローチや評価という点で、どれほどの違いがあるか大袈裟に語る事は出来ないね。人生における他のすべての事と同様に。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE ONE(2019)収録 00年代に巻き起こったNu gaze (ニュー・ゲイザー) ムーブメントの最重要バンド、Amusement Parks on Fire (以下APOF) にインタヴューを行った。 マイケル・フィーリック率いるAPOFは若干15歳にしてマネジメントと契約を行い、 デビュー・アルバム「アミューズメント・パークス・オン・ファイア』は各方面から賞賛を受ける。 2006年の2nd「アウト・オブ・ジ・エンジェルズ』は日

【INTERVIEW】Blushing―パンデミックが始まってよりオープンマインドを心がけるようになったわ。バンドとしての距離が縮まって、音楽業界のような妥協の多いrollercoaster(急激な変化)にも対応できるようになった。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE SIX(2022)収録 今では米シューゲイズ・シーンを牽引する存在となったオースティンのBlushingが待望のニューアルバム『Possessions』をリリースする。 元Lushのミキ・ベレーニが「Blame」に参加、「The Fires」ではRideのマーク・ガードナーがミックスとマスタリングを手掛けている。本物のインディミュージック・ファンであれば、その意味と重要性は容易に理解出来るだろう。表情の違う3曲をシングルに選んだ真

【INTERVIEW】Linda Guilala―私たちのサウンドに関するの基本的な考え方は、できるだけ「私たち自身の音」にすることかな。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE THREE(2019)収録 LINDA GUILALAはEva&Icvan(ex.Juniper Moon)とMariからなる3ピースバンド。ベースレスと言う変則編成を活かし、カラフルなシンセとノイジーなギターで個性的なシューゲイズサウンドを構築。曲はシンプルでポップに仕上げられており、その絶妙なバランスは全てのリスナーをハッピーにする。Elefant Recordsをはじめ英Sonic Cathedralからもシングルをリリース

【INTERVIEW】Lonesome Dove―私自身、そしてバンドメンバーも皆、幅広い音楽的背景を持っていて、本当にそこに制限はないと思ってる。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE SIX(2022)収録 オーストラリアのインディロック・バンドLonesome DoveはシンガーソングライターNici Wardを中心に2021年にパースで結成されたバンド。Best CoastやThe Pixies、The Breedersをヒーローと語るLonesome Doveの音楽はシンプルでパワーに溢れている。2021年にEP『AWWWW』をリリースしたリードギター/ボーカルのNiciにインタヴューを行った。

【INTERVIEW】The KVB―私たちが住んでいる場所、そして私たちの人生は旅と同じように常に音楽に浸透していると感じてる。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE TWO(2019)収録 The KVBはダークウェイブにシューゲイズ要素を加えた独特のサウンドで人気を博しているデュオ。 ニコラス・ウッド(Nicholas Wood)がベッドルーム・ソロ・プロジェクトとしてスタートし、フランスのネットレーベルbekoなどからもリリースを行い、先鋭的な活動を続けていた。2011年よりキャット・デイ(Kat Day)が加わり現在の形に。2018年に Invada Recordsよりリリースした6枚目

【INTERVIEW】Drab Majesty―僕らは神秘的でありながらニュートラルでいたいんだ。ジェンダー・ポリティクスにも人種にも興味がない。

PØRTAL ARCHIVES ISSUE FOUR(2020)収録 Andrew Clincoの両性具有の分身であるDeb DeMureのソロプロジェクトとしてスタートしたDrab Majesty(ドラブ・マジェスティ)。現代の音楽シーンにおいて未来的な独創性を見事に確立したDeb DeMureのストーリー。

BEHIND THE MOVEMENT-知られざるムーブメントの裏側-

INTERVIEW 上田健司×京子×日比野隆史 My Bloody Valentine復活前夜。シューゲイザーの火が一度消え、再び灯ろうとしている日本に“マイブラのコピー”と言う名のバンドが居た。上田健司が偶然発掘した7インチから紐解くシューゲイザー・リバイバルの裏側。当事者である“マイブラのコピー”の京子と上田健司を繋いだOeilの日比野隆史を交えて語って貰った。 こちらはPØRTAL RADIOに収録しきれなかった定期購読マガジン限定公開のエピソードになります。 ■

【INTERVIEW】Softcult ―"Softcultは私たちの活動形態であり、私たちが長い間言いたかったことをすべて堂々と言える声なのです"

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