見出し画像

嵐のあとで。


これまで、どれだけ自分を抑えていたのか
その歪みを、数日かけて
全部見た。


仕事が忙しい彼に
「もっと会いたい」って言うのは
ワガママだっていう想いが
一番強かったのは自覚してた。

それでもどうにも
会いたくなったら投げかけるんだけど、
既読スルーされたら
簡単に傷ついて。

それでも氣にしないで
繰り返し連絡しまくるような
鋼のメンタルは
持ち合わせてなかった。

「しつこい女は嫌だよねー」なんて
彼に疎まれるのが怖くなって
引き下がって
また、内側にガマンさせるのだ。


自分の家族も大事にしたかったから
そこでも実はいっぱい
内側をガマンさせていたんだって
今回、わかった。

「家族が大切」
それは、ひとつの真実だけれど

わざわざ、そんなに意識しなくても
これまでのいい関係性の積み重ねがあるから
もう、自動的に発動するはずで。

これまでは、それ以上のものを
家族に乗せていたことに氣付いた。
まるで、
お腹いっぱいでケーキだけしか食べられないのに
生クリームとフルーツも、わざわざ飾っちゃうみたいに。

そうしないと、ボロが出るって
崩れちゃうって
どこかで無意識に思っていたのかも知れない。
失いたくなかったから、自然にやってた。

けど、この生クリームとフルーツは
これからのわたしには、身口意一致しないな。

この先、家族と離れる選択をする時が来たとしても。
子供達に、愛情を盛ってみせる必要はないんだ。


そもそも、から思い起こせば
わたしは彼への想いを抑圧するのが
前から、すごく上手かった。

彼と知り合ったのは、2017年。
ツインスターの相手だと知ったのが、2021年。
この4年間
わたしは、恋愛感情を自覚したことはなかったんだもの。

わたしの仕事の相談役として知り合った彼。
2人で会っても「そういう」空気には絶対ならない。
そりゃそうよね。お互い既婚者なんだから。
安心し切って、会いに行ってた。

けど実は、一度だけ
彼が口説いてきたことがある。
2020年頃かな、
話の合間に、いつもの喫茶店で(笑)

とってもさりげなくて
「え?どうしたんですか、今日は?」って
はぐらかして終わらせちゃった。

自分の氣持ちを、自覚できてなかったから。
にしても、もったいなかった。
「冗談よね」って聞かなかったようにして
それから急に彼を意識しちゃう、とかもなかった。

でも彼の性格と、これまでのさっぱりした関係性を思ったら
絶対、冗談じゃなかったと今はわかる。
かなり、勇氣だして言ってくれてたんだよね。
ツインだと氣付いてから、悔やんだエピソード。

たくさんの女性の相談者が
彼を慕っていたから
彼がわたしを特別視してくれてるなんてあるわけないって
思い込んでもいた。

たくさんのデフォルトを、自分で膨らませまくって
越えるのを大変にしてたね。

「統合なんて、絶対ムリ!!」って
はじめは強く思っていたもの。
これ全部、
「超えるべき課題」として設定してたんだから、
天を仰ぎたくなる。


その頃から、
彼とハートで関わるのが難しくって
わたしは、事あるごとに
内側を引っ込めてきたってわけだ。

普段は、自分軸で宇宙人意識で生きてるけど
彼に関しては
彼に合わせたくなってしまう。

その度に、わたしは
内側を黙らせてきていたんだ…。


暴れて、これまでの価値観を壊してくれて
高い壁みたいなものが
すべて崩れた、何もないところに
内側のわたしは、ぺたんこ座りをしていた。

彼女の勢いに圧倒され、
眺めることしかできずにいたイマココのわたしは、
ここでやっと近くに行き、話しかけた。

「ごめんね。
今までいっぱいいっぱい、ガマンさせちゃって。」


自己統合という内的作業を
ずっとやってきたのに

一番肝心な彼の前で
のびのび出してあげられてなかったんだものね。


もう、今度こそ
この繰り返しを絶ち切るから。

そして、「会いたいときに会えない」
長年のハードルを、越える。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?