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100話で綴るお母さんが夢を叶えた奇跡の出愛のストーリー⑥お姉ちゃんは寂しがり屋

姉妹が次々と生まれたことで、私が母に甘える時間は短いものでした。
ですから、物心ついた時には母に甘えることができなくなっていました。
そんな寂しい心を救ってくれたのが祖母でした。妹たちの世話で忙しい母の代わりに多分祖母に甘えていたのかな?って思います。

父とはギッコンバッコンとか足の遊びを一緒にしたり、牛舎がある山で木のブランコやターザンごっこのロープ、竹馬や水鉄砲を作ってくれたり、食べられる自然の物を教えてくれて散策したり、一緒に遊んでくれました。
その間母はずっと仕事していました。子供と遊ぶ余裕すらありませんでした。本当はもっとゆっくり子育てしたかったのかなと思います。

私は両親に抱きしめられた記憶がないんです。甘えるとは「お願いを聞いてもらう」以外にわかりません。今、娘が「ママ、大好き!」とギュッと抱き着いてきます。子供の時にこの心地よさを体感出来ていたら人生違ったかもな~と思い返すのです。

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