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ブリティッシュモダンの先駆け的存在☆Poole Potteryのツイントーン

昔は見向きもしなかったのに、

最近、めっちゃくちゃ気になって

探しまくっている

「Poole」社のアンティーク陶磁器。

今日の新着でご紹介しています。

なぜ、そんなに気になり始めたのか?!

と言うと・・・

ディーラーの押し(笑)

見かけることは何度もあったんですが、

連れて帰ることがない私を見て

「プールの陶磁器はいらないの?」

と押してきたことがきっかけです。

そもそもプールポタリーは、

1873年にイギリスの南岸、

ドーセットにある港湾都市

「Poole」

で創業された陶磁器メーカーです。

都市の名前が会社の名前になっているって、

日本で言うと・・・

「トヨタ」のようなもの!?

もともとは、商業用のタイルを製造していましたが、

第二次世界大戦前後から

シンプルでおしゃれなデザインの

テーブルウェアを作るようになり、

ブリティッシュモダンの先駆け的存在☆

と言われる陶磁器メーカーになりました。

その中でも代表作と言われているのが

「Twintoneツイントーン」

1930年代から作られた

2色の食器です。

今では当たり前のような気もするんですが

当時はベースの色が2色使われるって

とってもめずらしいコト。

しかも全てが手作業だし、

スタイリッシュでデザイン性が高く

それでいて実用的な食器は大人気!

残念ながら、第二次世界大戦中は

政府からの規制で生産を中止していましたが、

戦後、1940年代後半に再開。

その際、ツイントーンと名前を付け、

1981年まで英国の食卓を彩る

大人気シリーズになりました。

・・・が、経営不振のため、

2007年、140年続いた経営に終止符をうつことに・・・

でも、デザイン性が高く人気の

「Poole」

の名前が残るよう、Denby社が買収。

今はプールからストークオントレントに移動し、

生産が続けられています。

やっぱり、人気があるものは強いな・・・

と思わず経営に関して考えさせられた

Pooleの食器。

今日の新着でご紹介しています。

名前の付け方も可愛いので

注目してみてみて下さい。

ちなみに、ツイントーンの中で

特に人気の「Seagull」

カモメのたまごの殻を張り付けて

焼いた独特の模様が人気です。

→プール社のSeagull

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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