見出し画像

ハンドボールでお金儲け続編

ハンドボールでお金を稼ぐってなかなか難しい。

日本リーグ運営も審判も何もかも、関わっている人たちの好意で成り立っているんじゃないか。もちろん薄謝進呈ということもあるだろうけど、ビジネスとして責任を負って取り組んでいる人はほとんどいない。

それはひとえにボランティア精神の悪用で、搾取だと僕は思うのだが、長い時間をかけて作られてきた伝統?を変えるのは難しいし、変えてしまうと運営が立ち行かなくなってしまうのだろう。


他県の先生と話していた時に、こんな話が出た。

フットサルに個人参加なら、2時間1,000〜2,000円程度の参加費。大会にチームで参加したら、試合時間が30分程度保障されて1チームあたり8,000〜15,000円程度の参加費。

ハンドボールには、そんなにたくさんのプライベートカップもないし、開催してもそれだけの参加費を払う人がいない。だから、生徒のためにボランティアで開催するしかない…


ハンドボールが普及して、みんなが気軽に大会参加するようになったら、参加費を払うのが当たり前になっていくのか。

参加費を要求してでも大会を運営していくことで、ハンドボールが普及していくのか。

ウサギが先か、キャベツが先か…だ。

違った。

卵が先か、ニワトリが先か…である。

マジシャンのように、卵とニワトリをボワワーンと出現させる方法があったらいいな。


僕は、お金を払っても良いものが得られたら生徒も保護者も満足するし、お金をかけてでもハンドボールに付加価値を与えられるならその方がいいんじゃないかと思っている。

あくまで個人の趣味嗜好の問題なので、お金を極力かけずに楽しむことを否定しないし、様々な家庭環境があることにできるだけ配慮したいとも思っている。

ただ、お金は払いたくない・払えないが良いものを提供しろと要求する現状はおかしくないですか?牛丼屋で並盛りの値段しか払わないが松坂牛を出せって言ったら追い出されるでしょう…と心の中でひっそりと思っている。

というわけで、

いくつかのプライベートカップを企画してきた。長く続けてきたものもあれば、これから発展させていきたいものもある。色々な人の協力で実現できている。

現在はほぼ赤字だが、お金を払ってハンドボールを楽しむ、という土壌を作っている段階だと思っている。スポーツビジネスで生きている人からしたら笑われるような取り組みだと思う。

けどマイナースポーツには誰も手を挙げて参入してくれないので、こちらからアクションを起こすしかない。どこでバズるか分からない。

お金があれば、環境を整えられる、指導者の目も増やせる、審判に謝礼を払える、子どもにも還元できる。あー、宝くじ当たらないかなあ。

買ってないけど。

今後はもう少し具体的な話をランダムに。

中学1年生大会
ケラドゥラ杯
大仏Impalカップ
大仏サマーカーニバル
日本リーグでの出店
講習会
エスカパードハンドボール
bluehand
ハンドボールマッチメイク関西
etc.

ハンドボール会場がちょっとした息抜きの空間として生活に密着するようになればいいな。

息抜きがうまくできずに窒息寸前だったところから回復しつつある、安井直人


皆さんのサポートで、ハンドボール普及のためのイベント企画やハンドボールに付加価値をもたらすアイデアを広めていきたいと思います!よろしくご支援ください。