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飯田国大 頑張ってはいけない仕事、、、

都会での生活「Sphere(スフィア)家は24時間で創る」

政治家の秘書になって人を見下すこの勘違いを直さないといけないと感じた。
次はガードマンを半年間だけやると決めた。

ガードマンをやってみる

当時最初に配置された現場は福岡空港の裏口にあるゲート
1日車が2-3台しか通らない

人とのコミュニケーションを密にとる秘書の仕事から
1日誰ともコミュニケーションを取る必要がない

仕事

痺れた 飯田の人生の中での一番の暗黒世界だった。
車が通過するときゲートを開け頭を下げる
会話は全くない
しかもガードマンをした半年間は11月-5月
福岡空港は風を遮るものが何もなく寒空の外での空港警備
異常な寒さがつらかった。

ゲートには飯田1人だけ
何百メートル離れた先にもう1人のガードマンがいて無線で交信するぐらいである。

1日目誰とも話さない
2日目誰とも話さない
3日目誰とも話さない

90日目誰とも話さない

唯一話せるのはお弁当を配達してくれる弁当屋のおばさんだけ
お弁当屋「今日はお弁当はいりますか?」
飯田 「はい」
お弁当屋「000円」
飯田「ありがとう」
それだけの会話だった。
誰とも話さないから
寂しくて寂しくて
お弁当屋のおばさんと会うのが唯一の楽しみだった
おばちゃんに思わず恋をするとこだった(笑)

ある時
何百メートル離れたゲートを管理するガードマンが居眠りをしてゲートを開け閉めするのが滞る事が増えてきた。
飯田は同僚のガードマンに怒る
「一生懸命仕事をしろ!!」

翌日ガードマン会社の責任者に呼ばれる
「飯田君昨日怒ったんだって」
「はい あまりにも仕事が怠惰だから注意しました。」
褒められると思っていた。
責任者
「飯田君駄目だよ、頑張る必要なんかないんだから」
「君は黙ってそこにいればいいんだよ」
頑張ったら逆に怒られた

翌々日
別の現場に飛ばされた

頑張ってはいけない仕事、、、

でもよかった
1日車が2-3台しか通らず誰とも話さない毎日
気が狂いそうなくらい苦しかった。

ある工事現場で車の誘導をしていた。
幼馴染のお母さんが偶然通った。

子供のころから付き合いがあり非常に可愛がってくれた
おばさんだった。

政治家の秘書の時も挨拶に行ったりしていた。
いつもの調子で手を振った、、、、、、、
しかし
非常に汚いものを見るような表情で避けられてしまった。
飯田と気づいたか?気づいてないかは不明だが
強いショックを受けた。

今でもその時の表情を覚えている

自分の能力は全く変わらないがその時の立ち位置や身分、資産状況によって人に対する態度が異なる人と全く変わらない人と2種類の人がいることを学んだ
飯田は変わらない人間になりたいと努力している

約束の半年が経った
ガードマンを退職した。
ガードマンをして
人を見下すことは無くなった
同時に変なプライドも無くなった。
驚いたことに飯田は誰とも会話をする事が全くできなくなってしまった。
しかし
人生どんな状況になっても生きていける自信を持つことは出来る自信がついた。
この時以下になることは絶対にない
どんなに落ちても、もう怖いものはない

20代にして学んだ

政治を志すには金が要る
しかも献金ではなく自分の金が、、、よし決めた!!次は社長になる

to be continued....
#飯田國大

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