見出し画像

飯田国大 空き家バンク

材料費0円のレストラン

古民家を買うと新しい世界が見えてくる、、、、、

まず古民家を購入するにあたって「空き家バンク」という制度がある
空き家を活用し地方への移住・定住を促進し地域の活性化を図るための市町村の制度である。
その地域への5年間の定住が条件だが古民家を購入するにあたって地方自治体の補助金がある。

空き家の購入 最大100万円
引越支援  最大20万円
仲介手数料  5万円
家財の処分  10万円
CATV環境整備  4万円

合計 最大139万円の補助金
が受けれます。(注:地方自治体によって若干額が異なります。)
全ての書類を用意するのは大変だが1つずつ自分でやれば必ずできます。

そして住むための改装費
最近テレビで古民家を購入した話がよく放送される。
例:古民家を500万円で購入、内装を業者に依頼して1000万円かけた

飯田も某大手の会社に古民家リフォームの見積もりを取る
見積もり2000万円超

2000万円かけてよくなればいいがデザインセンスのない業者に依頼するとせっかくの趣のある古民家をただの普通の家に変えてしまう。

漆喰の壁にセンスのない壁紙を張ったりして古民家を陳腐可させたりする。

2016年2月日経ビジネスの特集記事にて「日本が危ない、家の寿命20年、500兆円が消えた」家が耐用年数20年で価値が0円に過去40年で500兆円が失われ日本の財産にならなかった指摘された記事がある。

簡単に説明すると
日本(1969年以降)住宅に累計860兆円投資

日本(2011年)住宅の資産価値 340兆円 
住宅の損失額500兆円

アメリカの場合
アメリカ(1969年以降)住宅に累計13.7兆ドル投資

アメリカ(2010年)住宅の資産価値 14兆ドル 
住宅資産が3000億ドル(約32兆円)も増えている。

イギリスでは1918年以前の住宅(築100年)は
1980年(築39年)の住宅と比較して平均280万円も高い

日本での中古住宅の市場が全住宅流通量は15%
アメリカ 83%
イギリス 87%

なぜ日本は世界一短命の家を創った
なぜこうなるのか?

欧米の映画をみると古い家を家族でリフォームする場面が多々出てくる
欧米では購入した家の資産価値を上げるために家族で協力してリフォームをしている。

こんなレポートを見ると飯田は「いぬはりこ和食レストラン」のリフォームに続き

この古民家のリフォームは家族でするしかない
予算は0である
内装は全て自分たちで行う事にした。

実は今月いぬはりこの和食レストランの横に民泊を新しくオープンさせた。
https://www.airbnb.jp/rooms/39100379…

家族で内装をリフォームしたレストランの横の空き家
自分たちですべてをリフォームするには技術的に限界があるし設備を全て新しくすると
設備投資もかかる

古い設備は古いままに生かす
設備が古くても許される
逆に個性と表現する、、、、
チーーーーンキラリ
「昭和の家、いぬはりこの宿」

airbで民泊を検索すると玖珠町は飯田の民泊1軒のみである。
強い競合優位性を持つ
オープンして翌日よりほぼ満室である。
宿泊するのはイギリス人やアメリカ人
なんでこんな玖珠町に来るの??
ネット通販でいう購入確率(転換率)は驚きの1%もある。

民泊の申請も普通、司法書士に任せる30-50万円かかる
自分で行ったので実質0円

しかも初回は申請に半年かかったが2件目の今回の古民家は2週間で通した。
本日保健所より2件目の民泊申請が通ったと電話があった。

どんな風に内装をするか、、、、、
古い家を見たことがないから全くイメージがわかない
今、、、、amazonプライムで「犬神家の一族」を見て古い家の内装を研究している。

to be continued.....

人口600人の村に住むという事は更に新しい世界を体験する、、、、
毎月村の会議に出席するが全く言語がわからない、、、でもラオスと同じだから大丈夫(笑)
#飯田國大


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?