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オープンイノベーション

2/18 セレンディクスに直接、電話がある。
「Sphere」が欲しい!!
2月にプレスリリースをしてからほぼ毎日「Sphere」欲しいと連絡があります。
Wakabayashiさんから突然の提案
3Dプリンターを使ってものづくりしているのでその辺りお手伝いできますよ
Sphereのピッチの最後に必ず言う言葉がある
世界最先端の家
我々1社では絶対に実現できない
「進歩とは力の結集」
既に世界最先端の家を実現するコンソーシアムには11社参画して頂いている。
NDAレベルやMOUまで締結したものがある。
その中には世界最先端の鍵や世界最大IoTプラットフォーム会社、素材、大手建設会社、住宅メーカー等に協力を頂いている。
よく誤解をうけるがセレンディクスのビジョンは
「世界最先端の家」を創る事であり、その中のプロジェクトが3Dプリンターで24時間で家を創る「Sphere」である。
世界最先端の家を実現するオープンイノベーションである。
「3Dプリンターを使ってものづくりしているのでその辺りお手伝いできますよ」
2月にプロトタイプデザインを意匠出願した。
恐る恐る(笑)プロトタイプデザインからデザイン試作用に3Dデータの作成を協力してくださいとお願いしてみる
ひとこと
Wさん「了解」
Wさん「期限的にいつ頃まで作成したらいいですか?」
飯田「正直毎日ワクワクです。」
「いつ見えるかなぁという感じです。」
2/27に連絡がある。
Wさん「今こんな感じです。」
3D Viewerで見てみる
かわゆい(笑)
Wさん
「家のプリンターで出力してもいいですか?」
飯田「是非」
3時間半後
Wさん「できました」
黒いSphereの写真が届く
「やはりなかなか頑丈にできてます。」
当の本人は気づいていないが
歴史的瞬間である。
「日本で1番最初に住宅を印刷した人に認定」
1/80ですが、、、、
ビットコインでいうとサトシナカモトみたいな人かな(笑)
そしてここからが3Dプリンターの恐ろしさであり凄いところである。
次の日天ヶ瀬にいたので3Dプリンターの出力サービス大分市の「Fablab oita」に行く。
3Dデータを渡す
3時間後
全く同じものが印刷される。
飯田は
日本で2番目に住宅を印刷した人に認定
沖縄の緒方に連絡する
すぐに「Sphere」を印刷するように!!
緒方「火曜日に印刷します。」
暫定3号
そしてWakabayashiさんから連絡がある。
「ゲーム作りました。」
仮想空間で身長180cmのバーチャルフィギアがぐりぐりと動き回る。
どんどん進化し始めた。
Wakabayashiさんは普段はどんなお仕事を?
https://www.invilab.co.jp/
スマホ、Webアプリ、製品の試作開発
さらに3Dプリンターでオリジナルの照明を作成している。
Wさん「ものづくり系なら何でもできます」
確かになんでもできそうだ(笑)
面白い!!
一度ZOOMで世界最先端の家を実現するコンソーシアムに関してお話しませんか?
Wさん「ぜひ」
これがオープンイノベーションである。
すこしづつ進化しはじめている。
アメリカのNASAは「月に行く」と決めて最初はNASA1社で研究開発を進めていた。
ある時、NASAはオープンイノベーションに気づき「月に行く」という目標の事務局的な動きを始め様々な一芸に秀でた企業と連携を始め最後には「月に行く」目標を達成したそうです。
昭和42年に設立した「ミサワホーム」は住宅メーカとしては設立間もないので住宅販売実績は最下位
ミサワホームの創業者三澤千代治はNASAのアポロ計画を模倣し
研究開発提携24社
住宅ディラー86社とコンソーシアムを創り
わずか6年後
昭和48年に住宅販売「日本一」を達成したそうです。
当時ミサワホーム創業者三澤千代治は日本一になった転機は2つあったと語っています。
1,従来工法とは全く異なる接着工法を開発しイノベーションを起こし量産の足ががりを創った事
2,NASA方式
オープンイノベーションでコンソーシアムを進めたこと
今朝飯田の携帯に連絡がある
「Sphere」3.7メートル
3Dプリンターの出力サービスでデザイン試作で出力可能です。
To Be Continud.....
Ryota Wakabayashiさん
invilab株式会社
https://www.invilab.co.jp/

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