軽度うつと被害妄想

※(軽度)うつ病の人が必ずここにまとめた症状が出るわけでもないし、似たような性格の人がうつ病になるとも限らない。あくまでも一つのパターンとして読んでほしいし、参考にしてもらえればと思う。
※身バレ防止のため少し脚色している箇所があるが、症状などについては事実を記載。
※現在も通院中、集中力が続かないため区切って記載。

処方された薬を飲んだら死んでしまうのではないか、といった被害妄想があったと先述記載したが、もう一つ現れたのは「家に誰かが住んでいる」という被害妄想。これは軽度うつの症状とは思えない気もするが、心が一番沈んだ時よく思っていた、というより信じていた。
どこに住んでいるかといえば、クローゼット、お風呂場の天井などだった。
家に誰か住んでいて、監視しているのでは……。住んでいて自分の状況を嘲笑っているのではないか……。妄想し始めたらキリがなかった。
もとから心配性で強迫神経症気味であるから戸締り、クローゼットの中、お風呂場の確認、がさらに(入念になりすぎるほど)入念となった。たまに物が動いていないかを確認するためわざと置いていた物を少し動かしていたり、置いていない場所に置いてみたりしていた。
そんな被害妄想では到底、寝ることもできず、睡眠導入剤の力を借りて眠れたり、途中で目が覚めたり、悪夢を見たり……とさまざまだったが、今では何がきっかけかわからないが、「家に誰かが住んでいる」という被害妄想からは脱却している。ただ、また心が沈むと「家に誰かが住んでいる」と思ってしまうかもしれない。

#軽度うつ #エッセイ

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