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多くの生徒が2025年度入試に向けて対策をスタートしています

2025年4月にスタートする愛知県公立中高一貫校。
小学生のお子様を持つ保護者の中には気になっている人も多いのではないでしょうか?

私立中学受験と比較すると対策に期間を要さない公立中高一貫校受験ですが、2022年の発表からしばらく経ち、認知が高まったことにより、多くの子どもやその保護者が本格的な対策を始めています。

現在、多くの子どもとその保護者が実施している対策は以下の通り。

  • 学力向上に向けた問題集の演習

  • 記述問題克服に向けた作文演習

  • 年間6回開催されている模試の受験

  • 面接や調査書で好成績を修めるために日頃の生活改善

公立中学校と同程度の学費で、私立中学校と同じクオリティのカリキュラムを受講できる公立中高一貫校は非常に魅力的な選択肢ですが、合格するためには、公立中高一貫校の開校が発表された早い段階から学習をスタートした子どもたちを差し置いて合格を勝ち取る必要があります。

とはいえ、日頃から学校である程度好成績を修めている子どもやその保護者はいまいち焦りを感じていないのではないでしょうか?

ぼんやり公立中高一貫校を検討材料に入れている保護者の方は、まず以下のデータを確認してください!

開校初年度は合格倍率10倍を超えがち

愛知県では2025年に初めて公立中高一貫校が開校しますが、他の都道府県の多くではすでに導入されています。

上の画像は愛知県以外の都道府県での合格率に関するデータです。赤字が合格倍率10倍を超えている箇所です。

2022年度、2021年度の合格率と比較し、開校年度が赤字が多くなっているのが見て取れるのではないでしょうか?

2025年度に刈谷・津島・明和・半田高校附属中学校、2026年度に日進・ 愛知総合工科・豊田西・時習館・西尾高校附属中学校への入学を志している方はできるだけ早く対策を開始する必要があります。

必要な技能習得に時間を要する

公立中高一貫校合格は学力のみでは達成できません。
作文力と面接力の2点を鍛える必要があります。

これらの能力は獲得するまでに時間がかかります。
これまで塾で様々な生徒を指導してきましたが、正しい作文の書き方を学校で習い、理解している生徒は少なく、テクニックを含めて理解してもらうためには概ね1年を要します。

また面接についても、経験のない生徒がほとんどで、正確な受け答えを身につけるためには繰り返しの演習を積む必要があります。

いつから学習すればいいのか

合格倍率が高く、また必要な技能が独特な公立中高一貫校に合格するためには最低でも5年生が終わるまでに対策を開始することをおすすめします。

また私立受験も検討に入れるのであれば、最低でも3年生からの受験対策をおすすめします。

次の記事で成績が上がった生徒の学習カリキュラムを紹介します

次回の記事では、小学生が受験に向けて対策を開始する上で役立つ生徒の学習方法を紹介します!





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