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本から本へと、つながっていく出来事☺


昨年、MOEの雑誌を何度か読んでいるうちに、
酒井駒子さんの挿絵が入っている本を
読みたくなりまして。☺

それでいくつか、
Amazonにて
本のまとめ買いをしてみました📚✨

酒井駒子さんの絵柄を拝見したことのある方は
ご存じかと思いますが、まず手描きの
絵の具のタッチはもちろんのこと✨


登場人物での、小さい子どもたちの描き方が、
これまた ふわっと、体の柔らかさなどが伝わってくる絵柄で、
画力や雰囲気がすばらしいなぁ……、と😊✨


そのなかでも
特に印象に残ったのが、
こちらの本でした☺✨

物語のおはなし、として読むものなんですが、
詩集を読んでいるような感覚でもあり、
また同時に哲学的な雰囲気などもあり。📚✨


読む人によっては「???」となってしまうかもしれないですが、
私個人では、文章のしなやかさ(…って言うのかな?)とか、
丁寧な語り口とか、全体的に、

静かでやさしくて、
柔らかめな文体が馴染んで心に響きました👧✨


そして、先日この本を読み返したときに、

(この著者さんの本をまた読んでみたいな📚)と思い立って、
本の通販ページで
調べていたところ、あることを発見。👀



ほかの本を調べるまで気付かなかったのですが、

須賀 敦子さんって、

「塩1トンの読書」を書かれた方だったんですね……!👀📚


(『こうちゃん』の本を読んだときには、
その本に載っていた著者紹介の欄では
外国に関する著書タイトルが中心に書いてあったので、
このときはまだ気づかず💦😅)


『塩1トンの読書』📚

自分が学生時代の時に、たしか国語の教科書で
出てきた題材で、印象的なタイトルだったので
そのまま頭に残っていました🌟

(でも、先日 ほかの本情報を調べているときに
この言葉を見かけて、すごく久しぶりに思い出しました😊)


簡単に紹介すると、

『ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、
1トンの塩をいっしょに舐めなければ だめなのよ』と

昔 姑さんから言われたことが冒頭ではじまって、


「1トンの塩の量」ということは、
毎日すこしずつ、すこしずつ
気が遠くなるくらいの長い時間をかけていく、
という例えなのですね☺


そこを著者さんなりの、さらに応用で、

『本も同じで、1トンの塩を舐めるうちに、
ある書物がかけがえのない友人になる』

という、読書の面の広がりのあらすじにも
つながっていきます👧🌟


(この本もふくめて、中古の文庫本も見つけて
昨日3冊分をゲットしました☺✨✨)

いまは人と人との関係でも、本でも、情報面でも、
つぎからつぎへと新しい形で
常にやってきたりするから、

『1つの対象に、ゆっくりと、気が遠くなるような時間をかけていく』

って、案外減ってきている
ものなのかもしれませんね☺


(でも、情報面などのスピードが上がってきている、というのも、
それはそれで また長所もあるのだと思いますけれどね🙌🏼)


こちらの3冊の文庫本も、またゆっくりと、
じっくりと読んでみようと思います😊


酒井駒子さんの挿絵の本から、
須賀敦子さんの本につながっていった
という話題でした📚✨


過去に見たことがあるものを
またずっと後になって、

あらためて振り返って見てみたり、
読んでみたりするってのも、

新しい発見などがあったりするものかな☺


読んでてどんな感想が浮かんでくるのか、
楽しみな気持ちで読書をしてみたいと思います📚


それでは、以上、本の話でした☺

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