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31歳 マレーシア留学してみたの巻

2023 9.30
羽田→クアラルンプール行きの飛行機へ乗り込む。実は連日の疲れからか、私の体調はかなりの絶不調。出発前に、とりあえず日本食。とトンカツを食べたのだが(いま思うとなぜそれを選んだかは謎)そのとき、飛行機で胃液まで嘔吐するとは思いもしなかった。

2023.10.1
マレーシアには早朝に到着。偶然、隣に日本人の整体師さんがいて私の嘔吐を助けてくれた笑。仲良くなり、一緒にSIMカードをそのまま購入。
のちに彼は時々日本語を話す機会をくれる人となる笑 

2023.10.2
学校が始まる。シェーフィールドアカデミースクールへ。
レセプションの人は大体イラン出身。
フォロー窓口として、日本人女性、イラン人、ポーランド人など本当に様々な
国の方がいる。1時間のテストと短時間のスピーキングテストを受けクラス分けがされた。私はelementaryの終盤からのスタート。フォロー担当の方から、留学の注意点など色々なことを聞かされた。この日、私は9年ぶりに学生に戻った。

2023.10.3
マレーシアで1人誕生日を迎える。いつの間にか31歳になっていた。そんなことより、とにかく英語を聞くのに必死だった。ずっと日本語しか喋らない環境から全て英語へ。マレーシアの学校は、中東からくる子が多い。一番多いのは、サウジアラビア出身。日本人は私1人だけである。アラビア語が飛び交う中、「ハンネ」という名前はあまり覚えてもらえなそうだ。ということで、アラビア語にも馴染みやすい「ハニー」と読んでもらうことにした。初めて話したのはシェーハ。彼女はとってもシャイ。しかし1ヶ月で彼女のキャラがかなりのオープンマインドになったのを誰が想像しただろうか?笑 シェーハは元数学の先生。尊敬する人はニュートン。時々私の文法ミスをチェックしてくれたり、ハニー❤️と微笑む優しい女性だ。

2023.10.7
初めての休日。ザイナとベーヤンとバトゥ洞窟へ。この日までに、数名の友達ができた。なんという脅威スピード。笑
それには、理由が会って中東の子はみんな日本に興味を持ってくれる。
とにかく伝わらなくても、伝えようという気持ちがあればわかり合える。
よく言われたのは「あなたはpolitelyだし、smartだ」という言葉。すごく嬉しかった笑 
自分が当たり前のようにしていた行動や所作が、彼女たちには好印象だったみたいだ。そこからぐんと距離が近くなる。2人と拙い英語で1日過ごした。中東の子は格差社会で生きているので、もちろんマナーをしらない子も多い。(例えば授業中はスマホを見ないとか、先生には声をかけてトイレにいくとか、ノックするとか、急に帰らないとかw)恋愛の仕方も日本にある「一般」が一般ではない。これがまた、聞いていて面白かった。(日本人の恋愛の仕方は強めのMuslimからしたら考えられないので。笑)
これまで、私は日本しか知らずに生きてきた。だからこそ、日本のすばらしさを客観視できたのと、他国では宗教が生活に密に関わっていることを知った。

2023.10.15
インドネシアと、サウジのハーフであるコウサーとムスリム美術館へ。
彼女はとっても礼儀正しく、そしてやさしい。私はクラスのなかで一番
優秀な人だと感じていた。彼女は死んだ後の世界について宗教の視点で教えてくれた。なぜ祈るのか、死んだらどうなるのか、死ぬとはどういことなのか。
拙い英語でも私は彼女の意見に耳を澄ます。彼女の優しやや考え方がとにかく好きだった。彼女は、「・・・・Memoraize」とにっこり笑い、私にトートバックとパスポートケースをプレゼントしてくれた。本当に優しいなと思った。私はこの時のことをずっと忘れないだろう。

20231.10.20
ベーヤンとカフェへ。ベーヤンは私より上のクラスの子なので、勉強になる表現が多い。チョコレートづくしのクレープをシェアした。すっごく胸焼けしたのもいい思い出。彼女の弟が同じクラスでベーヤン同様に人柄が素敵。ベーヤンは私のインスタグラムのストーリーをアラビア語になおしてしまうくらい、色々なことに興味がある女性だった。

2023.10.29
ライアンと日本のカフェへ。ライアンはちがうクラスの男の子だが、日本に興味津々でわざわざメッセージをくれた人だった。まだ10代だけど、将来の夢をちゃんと持っていて彼を応援したくなった。そして文化的に男性がご馳走するのが当たり前だからと、なんと・・・全てご馳走してくれた。なんということだ笑。31歳の私はその男気に感動した。ワンピースのノートをプレゼントしたら、めちゃくちゃ喜んでいて、なんだか母性を刺激された日であった笑

他にも書きたいことはあるが、忘れないうちにメモリーとして残しておく。
マレーシアにきてみて本当に良かった。
どこの国に行ってもそうかもしれないが、相手の気持ちを知ろうとすることと
相手に敬意を示すこと
で友達は自然とできる。
英語が完璧でなくとも、自分次第で色々な世界を知ることができる。
ここには書ききれないくらい思い出ができたのと、今もそれを体感中。

残りはまた後日。

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