SMOKE (セルフライナーノーツ)
1stアルバム「between the night」をリリースしてからちょうど1ヶ月が経ちました。おかげさまで、たくさんの方が聴いて下さっているようで、本当にありがたく、嬉しく思っています。
その中でも、アルバムリード曲となった「SMOKE」について。久しぶりに、セルフライナーノーツということで振り返ってみようかと思います。
この曲は夜、車を運転している時にメロディが浮かんできたと記憶しています。慌てて、車を停めて、スマートフォンのボイスメモに吹き込みました。
聴いて下さった方はわかると思いますが、この曲はディスコっぽいと言いますか、ダンスビートが強い印象があるかと思いますが、最初にイメージした時はまったくそんな感じではなく、もう少し、落ち着いたジャジーな曲にしようと思っていました。
いつものように、アレンジャーの石垣さんに、だいたいのイメージを伝えて、ラフなアレンジが最初に届いた時、アコースティックギターとベースがメインの、もっと大人しい印象だったので、エレキギターのファンキーな「ノリ」を足してみてはどうか?とお伝えしました。
そして、ある程度、アレンジが完成した段階で、ボーカル録り。間奏部とアウトロで、ラップのようなアプローチをしていますが、あれは、ボーカル録りの時に、試しに入れてみたものを、そのニュアンスを壊さないように、後から、歌詞を考えました。
また、歌に関しても、歌詞に関しても、元々「ジャジーで大人っぽい」イメージをしていましたので、そのイメージを損なわないように意識したと思います。歌録りも、かなりスムーズにいきました。
結果的に、ファンク色の強い楽曲となりましたが、メロディアスで歌謡曲のエッセンスも散りばめられたHANCEらしい、キャッチーな曲となったのではないでしょうか。
「夜と嘘」もそうですが、R&Bの要素もありつつ、ポップな空気感を漂わせている楽曲。MVの世界観と合間って、「夜の艶やかさ」のようなものを音から感じていただけたら嬉しいです。 HANCE
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