はんぶんクラウドファンディング（1）～バリスタの経験と初代マシン
ちょこちょことOPENしているはんぶんこ。
細々とではありますが、新規のご来館があったり、遠方からの寄贈のご連絡をいただいて嬉しく思っています。
はんぶんこ運営の私、現在は学校司書などをやっているのですが、昔はバリスタをやっていたことがあります。東京日本橋の日本銀行と三井住友の本館の間という、なんだかすごい立地のところで、キッチンカーに一人ちょこんと座っていました。雇われ店長だったので、電車で停車している車に出勤し、一人でお店を切り盛りする毎日。立地的にエリート銀行員はもちろん、たくさんの人から色々なお話を聴けて、とても良い経験となっています。
その後、ライフステージの変化で、お店を退職したのですが、自宅でもエスプレッソやカフェラテを飲みたいと、家庭用のマシンを購入しました。が、業務用で腕を鳴らしていた身としては、家庭用はクッキングトイにしか見えない。どういれてもおいしくない。というわけで、現在はんぶんこを開いているこの自宅を建てるときに、どさくさに紛れて、業務用のマシンを中古で購入しました。
それから13年。このマシンがあることによって、小さな子連れでもカフェ気分でみんなが集まったり、色々な楽しいことを自宅で企画したり、講演会などのケータリングをしたり、地域のイベント等に出店（屋号はBusyCoffeeDeliverers）したりと、多様な活動が広がっていきました。
昨年、音楽フェスイベントで出店している最中（終わりごろでしたが）、圧力に不備が出始めました。私も大好きなミュージシャンがたくさん出ている中、このマシンも寿命を迎えたのです。製造から18年。電化製品としては、長寿。天寿を全うしたのだと、私は勝手に思っています。
ありがとう。そう思いました。今まで十分活躍をしてくれました。もう、コロナ禍でイベントなども減っているし、私がバリスタをやることもないかな…と思っていたのです。しかし…
それを知った友人たちから、またコーヒーを飲みたいとの声がかかったのです…
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