見出し画像

少し心配性なワーママが生まれて初めて大腸検査


昨日大腸検査、今日は朝から歯医者(しかもインプラント入れる日)いって終わってすぐ美容室っていう私の体を切り刻む週末。

会社に大腸全摘した人とかポリープ取ったよって人がいて、これは四十になったからにはいっぱつ行っておかねばならなと思い、予約から1か月半くらい経った昨日、行ってまいりました。

まず前日になって、「あれ、なんか前の日食べちゃいけないものとかあるよねきっと」と思い出した。正確には、数日前に知り合いがfacebookで検査前の食事が云々って投稿してたのを見て心がざわついていたのだけど無視を決め込んでいた。ついに不安が勝ったのが前日の朝。朝イチクリニックに電話して聞いたら「消化にいいものしか食べないでください」というそりゃそうっすよねっていう回答に加えて、「前の日飲む薬と同意書も渡したけど覚えてるかしら…?」と不安気に言われ、もちろん覚えてなかったので仕事そっこー終わらせて夕方受け取りに行きました。よかった。ちなみにしつこく聞いたら『消化のいいもの ベストワン』は『素うどん』でした。

 家に稲庭うどんの冷凍があるからちょうどええわと思って帰宅して、娘にかに玉と副菜(忘れた)とご飯出して、案の定娘が食べない(少食)ので、結局私が卵2個だか3個分のかに玉をご飯に乗せてかに玉丼にして食べた。かに玉の餡でもはや飲み物になっていたので消化にはいいと信じて。かに玉をすする私の脳内には『素うどん』がこだましていたけれど。なお、夫は夜勤の日だったので娘の食べ残しを救うのは私しかいませんでした、はい。

んで当日は朝9時から現地(クリニック)入りしまして、とにかく下剤と水をですね…飲むんですよ…。下剤、下剤、水(持参)。下剤、下剤、水(持参)。合計2リットルの下剤と1リットルの水。

カーテンで仕切られたスペースで椅子に座ってひたすら飲む。

わたし用のトイレは右。同時に検査するおじさんは左。交互に、ときにタイミングを合わせてトイレに籠るわたしたち。最初は出なくて立って腰回したりしてたんだけど、看護師さんに出なくても座れば出ることもあるからと言われ、素直に従ったら出た。すごい。

後半は出たものを看護師さんに見てもらうという苦行つき。「おっ!いいですね!」って褒められて「ありがとうございます!」ってつい言っちゃうくらいの関係性。「もう卒業ですか?」「うーんそうね、もう一回行ってみよ!」って、このころには絶対的に看護師さんをご主人と思ってた。

でね、私はこの間も仕事があって、スマホや時にはPC開きながら下剤飲んでました。

んで、いざ。

ベッドに横たわり、鎮静剤生まれてふわぁ〜っとなってるうちに終わるかと思ったら苦しいね。空気入れるから苦しいんですよって看護師さん言ってた。そんなん初耳👂辛かった。モニターでよく見えるので、ふわ〜っとなりながらも自分の体内よく観察するの楽しかったな。だいぶファンタジーっていうかメルヘンなくらいの世界観だった。

終わったらベッドごと移動して鎮静剤切れるまで待機。隣のおじさんはわたしの後に検査に入って、わたしが待機してる間に終わって出てきた。
テンション高くて「終わりですか?!もう?!30分くらいですか!?もっと長いと思ってましたよ!!スマホとか見ていいですか?!」って看護師さんに聞いて、「いえ、だめです。呂律も回ってないんで」って冷たく言われてた。めっちゃ優しい看護婦さんなのに。

結論、たいへん綺麗で、「まじなんできたの?」っつーくらいの言われっぷりだった。「えー、はいまったく、なんの問題もありません。じゃっ」って写真付きの書類渡されてもう先生立ち上がりそうになってたから「あっあのっ次はいつ来れば…!」って聞いたら「うーん、こんだけなんともなければまあ5年?」って言ってるうちに先生もう半分くらいしか見えてなかった。おい!と思ったけど次会うの45歳だしまあいいや。

ぜんぶ終わって帰宅したのが午後3時前くらい。しばらくしたら帰宅して夜勤明けで寝てた夫が起きてきたので報告して、わたしの初大腸検査は終わった。

余談ですが、私は長寿の家系のはずだったのに父を50代、母を60代で亡くしているので、自分も60歳くらいで死ぬだろうなと思ってるんですよ。でも娘がまだ小さいので、それより早くだと困るんです。もう子宮も卵巣も無いし、あとは乳がんと大腸がんにしばらくは気をつければいいかなと思っていて、ピロリ菌の検査とか今回の検査とか、思い立ったが吉日で受けてるってわけです。それで、そうだな、70歳くらいまで生きたいかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?