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早春の森観察会

「森が、音を立てて動き始めている」
そんな風に感じる週末に
植物を専門としている友人に誘ってもらい
自然観察会へ。

カタクリ 4/6

一人で静かに森を歩くのも好きだけれど
色々と教えて頂いたり
自然がお好きな方々との森散歩は
また、とても楽しい。

アズマイチゲ

「スプリングエフェメラル」春の妖精
早春の一時期だけに咲き、
季節が進むと地上部は枯れてしまう
カタクリやアズマイチゲ

まだ、急に寒くなるかもしれない
雪も降るかもしれない
せっかく咲いても実を結ばないリスクもある中で
健気に森の中で真っ先に咲く。
小さな昆虫達に受粉を手伝ってもらうために。

そう、だから、こんなにも雄蕊の一本一本まで
美しい色をしているのですね。

一方、こちらは「ツノハシバミ」
プランプランとしているのが雄花。
写真では分かりにくいですが
雌花は同じ木に雌蕊がイソギンチャクのように
剥き出しになって咲いています。

ツノハシバミ

美しくない訳ではないけれど(笑)
ツノハシバミの受粉は風が頼り。
虫にアピールするのではなく
長ーく伸びて、風を待っています。

ヘーゼルナッツの仲間の木で
ナッツの美味しそうな香りがしていました。




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