早春の森観察会
「森が、音を立てて動き始めている」
そんな風に感じる週末に
植物を専門としている友人に誘ってもらい
自然観察会へ。
一人で静かに森を歩くのも好きだけれど
色々と教えて頂いたり
自然がお好きな方々との森散歩は
また、とても楽しい。
「スプリングエフェメラル」春の妖精
早春の一時期だけに咲き、
季節が進むと地上部は枯れてしまう
カタクリやアズマイチゲ
まだ、急に寒くなるかもしれない
雪も降るかもしれない
せっかく咲いても実を結ばないリスクもある中で
健気に森の中で真っ先に咲く。
小さな昆虫達に受粉を手伝ってもらうために。
そう、だから、こんなにも雄蕊の一本一本まで
美しい色をしているのですね。
一方、こちらは「ツノハシバミ」
プランプランとしているのが雄花。
写真では分かりにくいですが
雌花は同じ木に雌蕊がイソギンチャクのように
剥き出しになって咲いています。
美しくない訳ではないけれど(笑)
ツノハシバミの受粉は風が頼り。
虫にアピールするのではなく
長ーく伸びて、風を待っています。
ヘーゼルナッツの仲間の木で
ナッツの美味しそうな香りがしていました。
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