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経験者に聞く式場探しのコツ

結婚式の準備を始めてから当日まで、花嫁にとっては未知なる体験の連続。時には、プランナーのマニュアルにない予期せぬハプニングが起こることも…!?

そこで、結婚式までの1年間を花嫁目線で綴った新連載がスタート!

初回は「結婚1年前」。結婚式のコンセプトを決めつつ、式場探しに奔走する時期です。ブライダルフェアでの珍事件や、彼や家族との「すったもんだ」など、先輩花嫁のリアルエピソードを集めました。

審美眼が鍛えられる!? 式場探し


結婚式を挙げることになったら、まずはゲストの人数や予定時期、理想のイメージを固めたうえでさっそく式場探しにGO! 一世一代のミッションに気合いが入る中、こんな発見をしちゃった花嫁も…。


エピソード①看護師Sさんの式場見学


「気になっていた式場の見学に行ったら、まるでお城のような外観と、ロマンチックな会場の雰囲気にひと目ボレ。

ほぼ決定かな~と何気なくゲストの席に座ると、なんと窓の外に見えるのは隣のマンションのベランダ。洗濯物が丸見えで、プリンセス気分から一気に普通の女子に引き戻されました。一度ゲスト側の席に座ってみて、そこからの景観を確かめてみることも大事ですね」


エピソード②不動産Oさんの式場見学

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「ネットで見つけたチャペルは、私が思い描いていた雰囲気にぴったり。さっそく下見に行ってみたのですが、なんか…臭う!? そう、近所にとんこつラーメン屋があり、風に乗ってチャペルの外まで臭いがプ~ン。

それ以外はすべて理想通りだったので、ラーメン屋の定休日に合わせようと調べてみたら年中無休でした。とんこつラーメンは大好きなのですが、結婚式くらいは生活感をシャットアウトしたくてあきらめました」

「結婚式=現実逃避」が花嫁の理想の方程式。式場周辺の環境をリサーチすることはもちろん、式を挙げたい時間帯に見学に行くのもポイントです。

悲喜こもごものブライダルフェア

模擬挙式や模擬披露宴、料理の試食、ドレスの試着など幅広い体験ができるブライダルフェアは花嫁に人気のイベント。本番と同じくらい記憶に残る1日になることも…!?


エピソード③美容師Mさんのブライダルフェア


「彼は出張が多くなかなか予定が合わないので、義理の両親が結婚式を挙げたホテルだったこともあって3人でブライダルフェアに参加。気も使うし面倒くさいなと思いつつ、彼に式場の雰囲気を伝えるためにとにかく写真を撮りまくろう! と頭を切り替えました。

ふと、ゲストからどう見えるのか気になったので、義両親に新郎新婦役をお願いして撮影することに。最初はふたりとも嫌々だったのですが、途中から吹っ切れたのかノリノリ! 撮れた写真もすごく素敵で、フォトブックにしてプレゼントしたらとても喜ばれました。義両親との距離も縮まったし、良い思い出になりました」


エピソード④アパレルIさんのブライダルフェア


「ブライダルフェアに行く機会なんて一生に一度! と意気込み、1日に2軒の式場をハシゴ。ところが、デート気分でヒールの高いブーツを履いて来てしまい、1軒目の式場を出た頃には足が痛くて放心状態。

しかも、2軒目は純和風な土足厳禁の式場で、ブーツを脱ごうとしても足がむくんで1ミリも動かない…! 結局最後は彼に引っ張ってもらい、なんとか脱ぐことができました。ブライダルフェアは館内の移動も多いので、ラクちんなパンプスで行くべきでした」

そのほか「彼が試食会で白いシャツにソースをたらしてしまったので、次からはカレーうどん食べるときの服装で来て! と意味不明なことを叫んでしまった」なんてエピソードも。

歩きやすい靴はもちろんのこと、汚れが目立たない色の服や温度調節ができる着こなしなど、ブライダルフェアは服装に注意が必要。

彼や家族にイライラはあたりまえ!?


結婚式の準備が始まると、彼や家族にイライラすることも少なくありません。その引き金となる出来事とともに、その解決策をリサーチ!


エピソード⑤化粧品メーカーNさんの式準備


「結婚式の準備で彼との温度差を感じるようになり、たびたびケンカも。友人に相談し、男の人にはやってほしいことを具体的にお願いするといいよ! と言われて思いついたのが、彼が仕事で使い慣れているエクセルでのデータ入力。

各式場の見積もりを比較しやすいように項目別に整理、良い点や気になる点を記録、式場のURLを貼り付けるなど、彼も楽しそうに作業してくれました。あるとき確認したいことがあって式場のURLをクリックすると、なんとリンク先はお色気系のサイト! コピペの操作を誤ったらしく、こっそり修正しておきました…」

エピソード⑥ダンス講師Yさんの式準備


「下見に行った式場の写真を彼やお互いの家族だけで共有できるように、インスタグラムにウエディング専用の非公開のアカウントを開設。

式場選びについてアドバイスをもらうためだったのですが、カメラが趣味の父は写真の撮り方にケチをつけてきました。時間をずらせば逆光じゃなかったとか、反対側からのほうが全体の雰囲気が伝わるとか…。でも、確かにおっしゃる通り! それからは父にカメラマンとして同行してもらい、帰りには飲み代もちゃっかり出してもらいました」

式場選びに何かと口を出してくる家族は多いようですが、中には「節約が趣味の母と式場見学に行ったら、100万円近い値下げ交渉に成功した」なんて例も。

うまく味方につければ、花嫁にとって結果オーライなことも!

まとめ


結婚が決まりいざ準備を始めると、想像以上に大変なことや思い通りにいかないことがたくさんあります。でも、すべては招待したゲストにハッピーな時間を過ごしてもらうため!

どんなことも笑い飛ばせるくらいの心の余裕を持って、楽しみながら準備を進めたいですね。

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