【警察エッセイ】封印されしモノ

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のエグゾディア。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、封印はしていますかい？

『過去の黒歴史くらいしか封印した事ねぇよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、人間生きていると封印したくなる過去とかがあるよね。

花山にも封印している漆黒歴史があるんよね。もう、その歴史は血で書いた印で封印しちゃったから開封出来ないんだけどもね。まぁ、冗談は置き配にでもしておいて、最近、とある気付きがあったのね。

藪からスティックにだけども、皆さんは車のナンバーの封印って知っていますかい？

『何それ美味しいの？』って方も、もしかしたらいるかもしれない。車を持っている方は後ろのナンバーを見てほしんだけども、ナンバーの左上に丸いポッチみたいな物があるかと思う。

『ん？ワシの車には付いてないぞ。』と怒り狂っている方。まぁ、落ち着きなさいよ。

ナンバーの封印というのは全ての車に付いているワケじゃなくて、普通車、大型車、小型者、つまりそれ以外の軽自動車とかには付いてないんよね。なんで、普通車には付いていて軽自動車に付いていないか？

今回はそもそもなんでナンバーに封印が付いているのかっていうそんなハナシ。

■封印されしモノ

封印って名前から分かる通り、ナンバーを封印する、つまり簡単にナンバーを外せない様にする為に封印を付けているんよね。

この封印は法律で取り付けが義務化されており、『なんかダサいから取っちゃえ。』と外して公道を運転しちゃうと違反になっちゃうんよ。そもそも簡単に外せられるワケじゃないから外す人なんていないとは思うけども、警察官もナンバーの封印は結構気にして見てるんよね。

と言うのも、わざわざ付けておかなきゃアカン封印を外しているって事の理由として考えられるのがナンバーの付け替えなんよね。車とナンバーというのはきちんと紐づけされていて、勝手にナンバーを付け替えるのはアウトなのね。

『ナンバーをなんでわざわざ自分で付け替えるの？』って思われるかもしれないけども、世の中にはそういった人達がいるんよ。車を窃盗した輩達がナンバーを盗んだ車のまま運転していたらすぐにばれてしまうからって事で、別に偽造したナンバーに付け替えたりするんよね。それで逃げられると思っているあたりが浅はかだけども、素人が取り外しをすると明らかに封印がおかしいのが分かるんよ。

自分の目の前を走行する車のナンバーを見てみてほしい。もしかしたらナンバーが不法に取り換えられたニコイチ車両かもしれないよ。

■まとめ

花山も警察官になるまでは車のナンバーなんて気にもしてなかったんよね。利権が関わっている気もしないけども、一応それなりの理由があって意味ある物として封印は存在しているんよね。

花山も皆さんも当たり前の様に乗っている車だけども、意外と隅々まで自分が乗っている車の事を知っている人は多くはないんじゃないかな？

花山も警察官になるまで車の事なんてほとんど知っていなかったから偉そうな事は言えないんだけども、あまりにも車の事を知らない状態で運転している人っていうのは案外いるんよね。

自分自身の命や同乗者の命を預けている車なのだから、せめてもの生命に関わりうる事くらいは知った上で皆さんにも運転してほしんよね。

知っているか知っていないか、たったそれだけで助かるかもしれないから、時間が出来た時にでも調べてみてはいかがでしょうか？

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。