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【警察エッセイ】他人に聞くチカラ自分で考えるチカラ

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の相談窓口。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、分からない事に対してはどの様にアプローチしていますかい?

『そんなもんは誰かに聞くか、自分で色々と調べて解決するしかねぇだろ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、現時点でどうしていいか分からない問題に直面した時に、誰かに聞いてヒントを得たり解決したりするか、自分であの手この手で調べて解決するかのどちらかの択を選ぶかで分かれるよね。

ちなみに皆さんはどちらを選びがち?

花山はどちらかと言うと、自分であの手この手を駆使して何とか答えを導き出す選択をしがちなんよね。何でかって言うと、絶望的なコミュ症もあるんだけども、自分で何とか解決を手繰り寄せた時ってホントの自分のチカラになる様な気がしているし、実際に確固たる自分のスキルアップにも繋がった経験があるんよね。でも、自分で調べるって事はヒントや解決に必要なエッセンスもゼロから探さなきゃいけないから必要以上に時間を要してしまったりするマイナスもあるんよね。

一方で、すぐに誰かに聞いて解決するというやり方は時間が短く済むんだけども、あまりにも頼り過ぎてしまった時に自分で問題を解決する能力がそんなに養われないと思ってるんよ。もちろん、他人に聞く事をずっと続けていればいずれは自分のチカラになるとは思うけども、環境的にそうも言ってられない時に直面するかもしれないから、なかなか難しいところよね。

まぁ、どっちが良くてどっちが悪いなんて事はなくて、結局はバランスよく双方を活用すれば良いって事なんだけども、警察官時代はもっと人に頼れば良かったなって経験がそこそこあったんよね。


■何の為に誰の為にやってんのか

警察の仕事って、交番で働く人もいれば刑事になって事件を捜査したり、交通課に入ってジャンジャカ取締りに明け暮れたりもするんだけども、どの部署にいようが警察の仕事は『誰かを守る為』の仕事なんよね。

警察っていう組織は、一人でガンガン働いて結果を出していくっていうソロプレイよりかは、組織として結果を出しましょうというチームプレイだから、足りないところは補っていく事が本来は出来るんよね。

実際のところは、全ての場合ってワケじゃないけども、能力が高い人に仕事が集中しちゃって、機能不全になりかけるって事もあったりするんだけども、そんな能力高いポリスでも分からない事はあるから、どうやってその問題を解決していくのがその人が更なる高みにいくか潰れていくかの分水嶺になるんよ。

花山は能力が高かったワケじゃなくて、普通ぐらいのポリスだったから当然分からん事ばかりだったんだけども、何となく自分で解決を手繰り寄せたくて一人であーでもないこーでもないとやっていたんよね。不思議となんだかんだで解決出来ていたんだけども、やっぱり時間は掛かっていたんよね。そんな時にとある上司から言われた言葉があるんよ。

『お前の自分で解決しようとするチカラは今後も必要なチカラだけども、俺達の目的は被害者を助ける事。俺達があーでもないこーでもないで言っている間も被害者は苦しんでいるんだから、誰かを頼るチカラも身に付けないといけないぞ。』

こんな言葉を当時3年目くらいの花山は受けたんよね。

なんというか、灯台もと暗しというか、青天の霹靂というか、当たり前だのクラッカーというか、言われてみたら至極普通の言葉なんだけども、当時25歳だった花山君にはぶっ刺さった言葉だったのね。自分の中に、あまりにも欠けていた考えだったんよ。

日々の仕事に忙殺されて、何の為に仕事をしているのかが薄れていって、いかに自分で問題を解決するかという、必要ではあるかもしれないけどもベクトルが自分に向き過ぎていたんよね。

そこからは、コミュ症を発動させながらも、いかつい猛者共にアドバイスを受けたりしていったんよね。

■まとめ

とは言っても、なかなか周りの環境的に聞き辛い人もいるかと思う。誰しもが優しく的確なアドバイスをくれるワケじゃないし、何なら突き放して来る人もいたりするからそんな環境だと聞こうにも聞けないよね。

だから、花山は後輩とかが出来た時はとにかく聞きやすい雰囲気を纏っている様にしてたんよ。

皆さんも後輩や部下がいる人も多いかと思うけども『アドバイスを求められる力』というのは上に立つ者が持っておかなきゃアカン能力だと花山は思うんよね。

今回は以上となります。
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