【警察エッセイ】距離感がバグっている人には要注意

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の至近距離。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、人との距離感はちゃんとしていますかい？

『近距離も遠距離も中距離も得意だい、この野郎。』というツッコミは置いておいて、物理的にも感覚的にも相手との距離感って大事だよね。

近過ぎても遠すぎてもダメな時はあるし、うまいこと中間の絶妙な距離を取っていたら、もっと近づけ、もっと離れろなどと理不尽な事を言われた経験がある人も多いかと思う。

花山も距離感は大事にしていて、たまに嫁にベタベタと近付いていると『キメェんだよ。さっさと離れろブタ。』とありがたい言葉をいただいたり、逆に距離を取っていると『てめぇは大事な時に近くにいねぇんだな。』と人生の教訓にすべき事を教えてもらっているんよね。コレは物理的な距離感のハナシだけども、感覚的な距離感も当然大事にしていて、嫁からは『影がおばあちゃんが作るカルピスぐらい薄くてどこにいるのかいつも分かんねぇだよ。』と花山の弱点を指摘して改善の余地を与えてくれたりして、夫婦ともども抜群の距離感を保っているんよね。

そんな感じで身内には身内なりの距離感があるけども、コレが関係性が変われば当然距離感の取り方も変わってくるよね。

友達との距離感。職場の同僚の距離感。赤の他人との距離感。

人それぞれ様々な距離感覚を持っているかと思う。だけども、皆さんも経験があるかと思うけども、距離感がバグっている人が世の中には一定数いるんよね。

人と人との距離感だけならまだしも、ありとあらゆるモノとの距離感がバグっている人と警察官時代に幾度となく邂逅して来たんよね。

■距離感がバグっている人には要注意

人の距離感がバグっているかどうかを一番判別しやすいのが車の運転だと花山は思うのね。

皆さんも一度は見た事があるかと思うけども、本人は煽っているつもりはないにも関わらず、マルボロ1本分くらいしか車間を空けてない人っているんよね。どう考えても詰め過ぎワロタ状態なんだけども、当然そんなバグった距離感だから交通事故を起こすんだけども、聴取すると大体の人が煽っていたつもりはなくて、ちゃんと距離を空けていたつもりだったと供述するんよね。花山が働いていた当時はあおり運転が厳罰かされたかされてなかったぐらいの時だったから、あおり運転としては処理出来なくて普通の交通事故として処理してたんよね。

その他にも事故関連で、交差点で車線ギリギリ手前で信号待ちをしている人とかも多いのは皆さんも何度も見た事があるかと思う。誰よりも前にいたい向上心の塊の人の様に見えるけども、普通に危ないよね。ギリギリ歩道とはいえ、何かの拍子で車が突っ込んで来るかもしれないし、ガードレールとか身を守ってくれる物も何もないから、事故った時に大ダメージを受ける事に恐怖を感じないんかと思うのよね。

だから、花山は勝手ながらまだ関係性が構築出来ていない人を判断する時にそういった運転スタイルを見るようにしてるのよね。

ただ、必ずしも運転時の様子を見れるワケじゃないから、そういった時は普段の様子で判断してるんよ。

人にはパーソナルスペースというのがあって、人はその中に誰かが入ってくると不快感などのマイナスの感覚を得るって事は皆さんもご存知の事かと思う。

仲良くなって関係性がちゃんと構築出来てからならパーソナルスペースに入られても大丈夫だけども、ほぼ初対面にも関わらずガツガツと雨上がりの土足で踏み込んで来る人っているじゃない。

警察官をだった時も物理的な距離感がバグっている人達に苦しめられていて、警察官って拳銃とか警棒とか凶器となる物をいっぱい装備している事だったり、公務執行妨害や不用意に接触した事によるイザコザを防ぐ観点から、相手とは一定の距離は取るのよね。そんな意図的に作られた距離をジリジリと詰めてツバをペッペとまき散らす人もいたりしたんよ。そんなバグリストと絶妙に距離を取っていくんだけども、何故かバグリストは近付かないと気に食わないのかマンマークディフェンスを外してくれないんよね。

あまりに度が過ぎると離れろって言ったりもするんだけども、自分が近付き過ぎている事にすら気付いてなくて激高する事もあったりして、やっぱり距離感がバグっている人には注意せなアカンのやなって思ったんよね。

■まとめ

距離感とは少し違うかもしれんけども、花山は『間』を大切にしてるんよ。相手との距離である『間』もそうだし、タイミングの『間』も大切にしてるんよ。

この『間』が取れてない時は不調だなとパロメーターにしている所もあるから、ぜひ興味のある方は間を大切にしてみてはいかがでしょうか。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。