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【警察エッセイ】保護人間

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の保護猫。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、保護された事はありますかい?

『保護保護うるせぇよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、保護された経験がある人は少ないかと思う。

というか、保護とはどういう意味なんだこの野郎って感じるだよね。辞書でペラペラと調べてみると、保護とは①外からの危険・脅威・破壊などから庇い守る事②応急の救護を要する理由のあるとき、警察署などに留めおく事との事らしい。

①の意味での保護は何となく想像しやすいと思うけども、花山が今回のテーマにしたいのは②の方の保護について。

警察の業務に保護というモノがあるのね。辞書の意味だと何となくボンヤリとし過ぎていて分かりづらいと思うけども、簡単に言うと、放っておいたら生命の危機に瀕する可能性がある人を警察官は保護する事が出来るのね。

自分は保護なんかされねぇよいと思っている人でも、今後、保護される可能性はなきにしもあらずって感じなんよね。


■保護人間

警察官が行う保護というのは、警察官職務執行法に基づいて行われるのね。

花山も警察官だった時には覚えていたんだけども、やめてからはパッパラーな頭になっちゃたから、久々にどんな感じだったっけと見返してみると、何とも小難しい事を書いているんよね。

花山なりにどんな人が保護の対象者かまとめてみると、①精神錯乱者②泥酔者③迷い人④病人⑤怪我人の5つくらいが保護される人かな。

序盤で説明した通り、警察官が保護する場合というのは、対象者をそのまま放っておくと生命などの危機に瀕する可能性が高いって時なのね。花山がまとめた5つのケースは全て保護に値する人達なんよ。と言っても、5つのケースの中で、病人と怪我人を保護した事は花山はなくて、ほとんどの場合、精神錯乱者、泥酔者、迷い人のいずれかで保護する事が多かったね。

保護した場合は、警察署なり交番なりパトカーなりで保護する事になるんだけども、その間、警察は身元引受人を探すのに奔走する事になるんよ。保護された本人が身分証とか持っていればハナシは早いんだけども、何も持っていなかった時はめちゃんこ大変。言い方が悪いけども、保護される様な時って、普段どんなに真面目な人でもまともに喋れないんよね。そんでもって、保護出来るのは24時間以内で、それ以上保護し続ける場合は裁判所とかに許可を取らないとアカンからすこぶるメンドイんよね。

花山も警察官時代に何人も保護してきたけども、労力の割にあんまり褒め称えられない業務で、処理した後は途方に暮れてたね。

■まとめ

保護されようと思って保護される人なんていないから、あれこれ対策しましょうと言っても無駄だとは分かりつつ、こんな対策をしましょうってハナシをすると、すごくシンプルだけども、ケータイと財布はどんなに自我を失っても失くさない様にする事だね。

泥酔者とかを保護すると所持品を全部どっかに失くしちゃったって事が結構あるんよね。うるせぇ人だと盗まれたって言い張るんだけども、おそらくどっかに落としたんだろうと思うし、本人も自分がどこにいたとか曖昧な記憶しかないから捜査しようにも出来ないんよ。

だから、どんな状況になろうともコレだけは失くしちゃアカンって物は絶対に手放さない様な場所に入れておくのが素面の時に出来る唯一の対策かな。あとは、自我を失うまで飲んだり叫んだりラジバンダリしない事。

今回は以上となります。
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