【警察エッセイ】他人と違うという武器

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の色違いポケモン。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、何か他人と違うモノを持ってますかい？

『人間生きてりゃ一つくらい他人と違うモノを持ってんだろ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、この世界に自分と寸分違わず同じ人間なんていないよね。

『いや、ドッペルゲンガーがいる。』というオカルト野郎は八卦六十四掌で粉砕しておいて、他人と違うモノがあるからこそ、自分特有のアイデンティティというモノが生まれると思うんよ。『自分らしさが何が分かんねぇ。』と今すぐにでも自分探しの旅に行きそうな人もいるけども、『お前の全てがお前らしさだろ。』と言ってやりたい。

あんまり『日本人は・・・』みたいな事は言いたくないんだけども、花山の思う限り日本人は他人と違う事を極端に嫌う人種だと思うのよね。まぁ、外国人と関わった事がほとんどないから、外国の人がどうか分からんけども。

教育のせいなのか、国民性なのか、花山みたいなおち○ぽ野郎には分かんないけども、言える事としては、他人と違う事が自分にとって強力な武器になるし、他人と違う事が武器になる事を知っている人は強いって事。

どんな世界でも、他人と違う部分を磨いて武器にしなきゃ大成はし辛いと思うんよね。それは警察の世界でも同じだったと思うんよ。

■他人と違うという武器

花山の純度500%の偏見なんだけども、警察になる様な人って、気が滅法強い人か頭のネジが何箇所も外れている様な人なんよ。

今後数十年、犯罪を犯す人達を相手に仕事をしていこうとするんだから並大抵の気力じゃアカンし、そもそも、自分から進んで警察の世界に入ろうとするあたりネジが外れた(良い意味での)バカだよね。じゃあ、花山も気が強くて頭のネジが外れているかと言うと、真逆も真逆で、気は小便小僧のおち○ぽみたいに小せぇし、頭のネジが外れているとも思ってないんよ。

ハッキリ言って、警察官としては最悪の人間なんよ。警察官を目指している人が読まれていたら厳しい事を言うかもしれんけども、真面目だけが取り柄の人は警察官には向いていないと思うのね。もちろん、真面目だけが取り柄の人でも警察人生を全うする事は出来ると思う。ただ、警察の世界で成り上がっていこうと思ったら、相手が署長だろうが殺し屋みたいな先輩であろうが間違ってたら間違ってたと言える強靭なメンタルと、バカになって狂った様に働けるネジが外れた人じゃないと厳しいほど警察の世界は過酷なのね。

でも、ないものねだりをしても仕方ないんよ。気が強くて頭のネジが外れた人らが溢れている世界で、自分はどうしたら生きていけるのか。色々と考えて、無理して気を大きく見せたり、頭のネジが外れた様なバカみたいな事をピエロみたいに演じていたけども、元々の性格とかけ離れ過ぎていて、すぐにやめたんよね。そんで、色々と試した結果、一つの結論を出したのよ。

気が弱くて頭のネジが外れていない事を武器にすれば良いんじゃないかってね。

気が弱いって事は解釈を変えれば相手を思いやれるという事。頭のネジが締まっているって事は考え過ぎるくらい考え込めるという事。別に同じ組織に属しているからといって、同じ様な人間になる必要はないと思ったんよね。そりゃ、警察組織としての常識と外れているから、それについて何かと言われた事もあったりしたけども、この世界で警察の世界に不向きな自分が成り上がっていこうと思ったら、コレしかないと思ったのね。

誰よりも相手の事を思いやり、誰よりも考え込む。

思い付いた時点では実力不足でダメよ～ダメダメ状態だったけども、トライアンドエラーを繰り返していって、気付いた時には、ある程度警察の世界でも生きていけるくらいのチカラが付いてたんよ。まぁ、途中で警察の世界からドロップアウトしちゃったから、信頼に欠けてしまっているだろうけども、他人と違う事を武器にする事を出来ればこれほどまでに強力な武器になる事を知れた貴重な経験だったんよね。

■まとめ

他人と違う事を冷やかす人達がいるけども、冷やかされているアナタへ。マジで何の気もしなくていい。そんな事で冷やかしてくる様な人は数年後街ですれ違う事すらないほど関係がなくなるから。

そして、他人と違う事を冷やかすアナタへ。今すぐ、そんな事は止めた方がいい。自分は周りと同じ人間だと安堵する為にやっているんだろうけども、その安堵感は数年後に自分の武器が何か分からない不安感へと変わると思う。なぜなら、その冷やかしが自分を安心させる為だけの何の芯もない行動だから。

他人と違う事が、やがてアナタだけの他を圧倒する武器になるんよね。

今回は以上となります。
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そんじゃ待ったねぇ。