【警察エッセイ】ポリスメイト
ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のポリスメイト。
元警察官の花山烏一です。
皆さん、ポリスメイトって知ってる？
『何だそれ？キメぇ言葉を聞いてくんじゃねぇよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、キモいかどうかはさておき、ポリスメイトという物は警察官にとって非常に馴染み深い物なんよね。
早速紹介しよう。
■ポリスメイト
サムネ画像でもある通り、コレ↑がポリスメイト。おそらく一般社会で普通に生きたら、手に入れる事もなければ見る事もほとんどない物かと思う。
このポリスメイトは一体どんな物かと言うと、簡単に言えば印鑑セットみたいな物なんよね。
中身がどんな感じかというとコレ↓
イメージとしては上の窪みの部分に自分の認印を入れる様な感じ。
そんで、赤い部分が朱肉というのは花山の記事の読者である察しの良い皆さんなら容易に想像が付くかなと思うけども、黒い部分が何であるかと分かったら、相当な警察マニアの人か、頻繁に警察のご厄介になっている人。
この黒の部分は『指印』を押してもらう時に付けてもらうインクなんよね。インクといっても液体状の物じゃなくて、どういった原理かは分からないけども、固形状態になっていて、この黒の部分に触れるとイヤらしく黒のインクが付く感じ。
警察官って自分の認印を押すだけじゃなくて、色んな場面で書類に相手の印鑑を押してもらう機会があるのね。でも、なかなか認印や実印を持ち歩いている人なんていないよね。そんな時に認印や実印の代わりに指印をもらう時があるんよ。かつ、建物内じゃなくて、外で印鑑を押してもらわないとアカン場面もまぁまぁ多いモンだから、外勤の警察官に関わらず、ほとんどの警察官はこのポリスメイトを携帯しているんよね。
こんなオモチャみたいな見た目の物だけども、警察官にとってはマストアイテムでもあるんよね。
■まとめ
このポリスメイトはおそらく全国の警察官が知っている物のハズ。
だから、警察官と語って近付いてきた相手を怪しいと思ったら『ポリスメイトってご存知ですか？』と聞いてみてほしい。
『何ですかそれ？』と聞き返して来たら、その警察官はニセモノの可能性が高い。
今回は以上となります。
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