見出し画像

【警察エッセイ】死を掠めながらも生に執着せなばならない

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のフェニックス。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、生きていますかい?

『てめぇこそ生きてんのか、この野郎。』というツッコミは置いておいて、今回は花山にしては珍しく真面目回。

いつもはふざけ散らかしている花山だけども、今回はタイトル通りテーマがテーマだけに、おふざけはなしなんで、そこんとこよろしく。


◼️死を掠めながらも生に執着せねばならない

警察に関わらず、どんな職業であっても仕事中に亡くなってしまう可能性はあるモノよね。その中でも、警察や消防といった公務員の中でも公安職系といわれる職業の人達はことさらに殉職の可能性が高いんよ。

花山が警察官をやっていた時は、知り合いの警察官に殉職者は出なかったけども、他の都道府県警察とかで警察官が殉職されたというニュースを見ては、自分の身にいつ起きてもおかしくないんだよなと思っていたんよね。

花山は50代のベテラン警察官とペアを組む事が多かったんだけども、そんだけ長い間、警察の世界にいると何人か殉職した知り合いの警察官がいたりしたそう。なかには、目の前で仲間が命を落とすという現場を経験した人もいたんよね。そのハナシをしてくれた人は殉職された方の直属の上司にあたる方で、とりわけ危険な現場でもあったし、気を抜くなんて事は微塵もなかった現場だったそうなんだけども、気付いた時には部下が血を流して倒れいていたそうなのね。

一瞬何が起きたか理解が追いつかなかったそうだけども、周りの他の部下が異常なほど取り乱していた姿を見て、平静を取り戻したそうなのね。平静を取り戻したといっても最悪の事態である事に変わりはないから、地獄の様な状況だったそう。

任務は継続中だったし現場の班長でもあったから、その場を離れるワケにはいかなかった上に、普段は頼りになる部下達が泣き崩れて現場は超混乱状態。その様な状況で悲しみを極限まで抑え込んで、任務を遂行させたと聞いた時には同じ警察官とはいえ、その人の事をマジモンの化け物だと思ったね。

そのハナシを聞いた時は、その現場で殉職された方の命日で、花山はまだ警察学校生だったから、これから自分が生業にしていく仕事はこういった仕事なのかと恐怖に打ちひしがれた記憶が今でもあるんよね。

殉職された方は今の花山よりも若くて奥さんと小さい子供もいたんよ。遺族である奥さんには色んなモノを含めて数億円のお金が補償されたそう。おそらくその日も普段と何も変わる事なく、旦那を仕事に送り出した事だと思う。そして、その数時間後に奥さんは警察官の旦那を失う事になったのね。

漫画やドラマみたいなハナシだけども、花山がいた都道府県警察で実際に起きた殉職事案でその現場にいた人から聞いたハナシ。

花山は現職中に家庭を持つという事はなかったけども、警察官をパートナーに持つ方の心境ってどんなモンなんかね?警察官という誰に対してでも誇れる仕事をパートナーがしている一方で、いつ最後の別れになるか分からない恐怖もとかは感じているモンなんかね?

一生懸けても手に入らないお金は入ってくるかもしれないけども、一生手放したくなかった存在を失う事を上回る事なんてないとも思うんよね。

◼️まとめ

警察官を辞めた今でも、現場で危険と隣合わせで戦っている警察官の姿を見ては、何があっても生き続けてほしいなと思う。どんなに不様でも生き続ける事以上の事なんてないと思うんよね。

今回は以上となります。
記事のサポートをしていただけますと今後の活動の原動力になりますので何卒よろしくお願いします。
コメント欄に感想•質問をしていただけると嬉しいです。
そんじゃ待ったねぇ。

サポートよろしくお願いします👐 今後の活動に大変なパワーとなりますのでよろしくお願いします🙏 一緒に伝説を創っていきましょう👊