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【警察エッセイ】ドラッグは緩やかに人間をドロップさせる

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中の向精神薬。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、心身共に健康かい?

『心も身体も疲労困憊だい、この野郎。』というツッコミは置いておいて、この世界には様々な病気が存在していて、日常的に健康には気を付けないとアカンけども、皆さんは何か実践している健康法はある?

花山は重度の養命酒ジャンキーで、まだ警察官をしていた時に諸先輩方にオススメされてから飲み続けているんだけども、今の所は効果を実感している感じ。合う合わないもあるから過大にオススメする事はしないけども、飲み始めてから体調が悪くなりにくくなった上に、元々良かった寝起きが爆裂に良くなったんよね。寝付きが悪いとか身体に倦怠感を感じるといった方はひとまず病院に行ってもらって治療を受けてほしいけども、よければ養命酒も試してみてはいかがかな。

そして、ここから本題中の本題なんだけども、アレだけには絶対に手を出さんといてほしいんよね。そう、違法ドラッグには。


■ドラッグは緩やかに人間をドロップさせる

この世界には国ごとに違いはあるけども、法律で一般に使用する事が禁止されている薬物がいくつもあるのは皆さんも知っているよね。

覚醒剤こと『シャブ』だったり、葉っぱこと『大麻』とかは日本ではポピュラーな違法ドラッグとして広く周知されているよね。皆さんも学生時代や社会に出てからも、違法ドラッグがもたらす恐ろしさを教えてもらう機会があったと思うけども、実際に使用した事がある人を見た事ある人は案外少ないんじゃないかな?警察の仕事をしていると日常的に薬物使用者とマッチングするんだけども、最初の頃は『こんなに薬物を使う奴が世に蔓延っているのか。』と嘆きを訴えていた時もあったんよね。

だけど、不思議な事に警察の仕事を続けていると感覚が麻痺していって、シャブだろうが大麻だろうが他の違法ドラッグを見ても驚きもしなくなったんよね。

ただ、今でも不思議に思っているのは、皆さんが想像する違法ドラッグを使用する人って、いわゆるヤ○ザ系の人や芸能人とかだと思うけども、実際の所はほとんどが普通の人なんよ。過去を辿っていったら昔ヤンチャな事をしていて、ヤ○ザではないけど半グレみたいな事をしていたっていうのがほとんどだけども、見た目だけでは『え?この人が?』みたいな人の方が多かったんよね。花山は結構忙しい警察署での留置所の勤務経験があったから、週に数回は新規の違法ドラッグ使用者と会ってたのね。捕まってくる人達も千差万別で、特に問題無く会話が出来る人から、まともに会話も出来ずに歩く足さえ覚束無い人まで、まるで薬物乱用者見本市みたいな場所だったんよ。

薬物を乱用し過ぎてバグっちゃっている人の事を『ヨレている』と表現するんだけども、言葉を選ばずに言うのであれば『壊れた人間』とでも言うのかな。

普通に生きていたら到底そんな事にはならないという状態に違法ドラッグを使用する事でなってしまって、薬物がなければまともに生きていけない状態になっちゃうんよ。ホントに恐ろしいよ。皆さんも、違法ドラッグを使うとそこにいるはずのない蛆虫みたいなのが見えたりするという事を聞いた事はない?花山もホンマかいなと思ってたんたけども、ホンマのホンマだったんよ。留置所では新たに捕まった人の手続きを毎度するんだけども、手続き中に急に大声をあげて暴れ出したり、部屋に入れた瞬間に『こんな虫が湧いている所に入れるな。』などのバグった言動が飛び交う事が何回もあったんよ。

皆さんも聞いた事があるかもしれんけども、実際のところ、薬物事犯の再犯率はかなり高いんよね。

一回でも違法薬物に手を出してしまったら、そう簡単に断つ事は出来んのよ。薬物依存から抜け出す様子の有名な例えとして『薬物が切れた状態は砂漠で喉がカラカラになる状態の様なモノです。』という例えがあるんよ。想像しただけで、簡単に耐えられる様な状態でない事が分かるよね。だけども、この例えが大げさでないと言い切れるくらい薬物事犯の再犯率は高いんよ。とんでもない価格だったとしても他の全てをかなぐり捨てて、その薬物を欲する様になってしまうから、ホントに『ダメ。ゼッタイ。』なんよね。

■まとめ

違法薬物でたびたび物議を醸すのが、大麻。

所持は処罰対象なのに、使用は処罰対象外という誰もがツッコミを入れたくなる事でお馴染みの大麻だけども、ご存知の通り、海外だと合法な国がチラホラあったりするんよね。『大麻よりタバコやアルコールの方が依存性が高くて危険だ。』と言う方も一定数いて、それについて言いたい事は分かるし理解できない出来るけどもダメなもんはダメよ。

海外で合法だからって日本の現在では違法薬物の一つ。

今後、大麻が解禁される可能性は決して低いモノではないと花山は思うんよね。確かに、タバコやアルコールより大麻は依存性が低いかもしれんけども、それは人によりけりなんじゃないんかね?タバコやアルコールだって、中毒レベルになる人もいれば、スッパリ止められる人もいるしね。それと一緒で大麻だってやらないに越した事ないのにも関わらず、抜け出せなくなっている人が現状でも多い事からも分かる通り、解禁となってしまえば爆発的に中毒者が増えるのは容易に想像可だと思うんよね。

だからと言って解禁には反対という立場じゃないし、むしろ大麻が解禁された世界をちょっと見てみたい気もあるんよね。

だけども『1回だけ。今回だけ。興味本位で。』と言った、そんな軽い一歩が今後の人生に多大なダメージを与えるのが違法薬物なんよ。心身共に疲れ果てて、一時の快楽を得る為に薬物に手を出す気持ちは分からんでもない。でも、ゆっくりだけども心身共に健康に出来る方法は、この世界にはたくさんあるんよね。薬物に頼らず、自分なりの適法な健康法を見つけようよ。グッドでラックな日々を送っていこまい。

今回は以上となります。
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