見出し画像

【警察エッセイ】緑のおじさま

ハイどうもぉ。
皆さんの心の中のグリーンジェントルマン。
元警察官の花山烏一はなやまけいいちです。

皆さん、路上に車を駐車していたりはしないかい?

『花山よ。お前さんの読者を犯罪者扱いするムーブにこっちは辟易と呆れているし、飽きてもきてるんだよ、この野郎。』というツッコミは置いておいて、ゴールデンウィーク真っ只中のなか、駐車禁止エリアに車を置いてポンポンスポポンとフィーバーしている人もいるかと思う。

公道の多くが駐停車禁止エリアで、というかそうでもしないとどっかの馬鹿野郎共が公道を駐車場代わりにしてしまうから、当たり前っちゃ当たり前なんよね。

人生の中で駐禁を喰らった経験のある方もさぞかし多いかと思うけども、反則金の意外なほどの高さにより腹立たしさを感じるよね。しかも大切な車のフロントガラスにべチャリと悪魔の黄色紙が貼られているもんだから、イラチ倍増。

花山は駐禁を喰らった事がないどころか、かつては駐禁を取締まる側でもあったから、あまりの駐停車禁止エリアに駐めている車の多さに辟易としてたんよ。

ところで、駐禁と聞いて、警察官よりも別の方々を思い浮かべる人もいるんじゃないかな?

駐車監視員。通称、緑のおじさん。

今回は、駐車監視員とは何ぞや?と思われている方へのハナシ。


■緑のおじさん

緑のおじさんこと駐車監視員の方々が、皆さんの路駐車にペタペタと黄色紙を貼り始めたのは2006年の事。意外と最近だよね。この年に、違法駐車関連の道路交通法が厳罰化されたのね。それに伴って、民間法人でもこれまで警察官がやっていた悪魔の黄色紙を貼る事が可能になったのね。ちなみに警察官がやっている様な取締り行為は出来なくて、あくまで悪魔の黄色紙を貼るところまでなんよ。

この駐車監視員の方々は、みなし公務員というカテゴリーで、業務に従事している間は公務員と同様の扱いになるのね。だから、よく駐車監視員の方々に食って掛かっている人もいるけども、駐車監視員の方々への妨害は公務執行妨害になるから、あんまり舐めん方がええんよね。

駐車監視員になるには講習を受けて試験に受かるか、それに準ずる能力を持っている人もしか出来ないんよね。難易度は知らんけど。

業務内容は皆さんもご存知の通り、2人1組で自転車にギコギコ乗って、違法駐車を見つけたら写真撮影とか計測をして悪魔の黄色紙を貼るんよね。

灼熱の日も凍てつく様な日も変わらず自転車で業務を行っているから、緑のおじさんじゃなくて緑のおじさまって呼ばなきゃアカンね。

■まとめ

駐停車禁止の取締りって実は結構難しいんよ。普通に信号無視とか一時停止無視を取締る方がよっぽど簡単で楽なんよね。

というのも、駐停車禁止の違反って、かなり正確に計測をしないといけないし、標識があれば分かりやすくてまだいいんだけども、標識がない所だと計測をした上で、どの駐停車違反になるのか判断しないといけないから難易度が高いし、計測した上で何の駐停車違反にも該当しない時もあったりするから嫌になっちゃうよね。

駐車苦情マニアなる人物もそこら中にいて、皆さんが思っているよりも駐車苦情の通報が入るんよね。もちろん、アカンものはアカンけども、中にはただの嫌がらせで引越し業者さんとか宅配業者さんの車にまで通報を入れるアタオカもいるから困ったもんだよね。

皆さんは少しでも車を駐める時はめんどくさいだろうけども、ちゃんとした駐車場に駐める様にね。

今回は以上となります。
記事のサポートをしていただけますと今後の活動の原動力になりますので何卒よろしくお願いします。
コメント欄に感想•質問をしていただけると嬉しいです。
そんじゃ待ったねぇ。

この記事が参加している募集

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

サポートよろしくお願いします👐 今後の活動に大変なパワーとなりますのでよろしくお願いします🙏 一緒に伝説を創っていきましょう👊